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ノンカフェインのお茶はどんな種類がある?おすすめ健康茶まで一挙19種類を解説付きで紹介

ノンカフェインのお茶は、カフェイン摂取が気になる人が飲む時間や量を気にせず飲めます。

市販のペットボトルで見かける麦茶やルイボスティーは、代表的なノンカフェインのお茶。

種類は他にも多くあり、ティーバッグタイプなら健康や美容に役立つお茶も豊富です。

味や成分はお茶により大きく異なるため、選び方を知り、目的に合ったお茶を選ぶのが大切。

自分にぴったりのお茶が選べるよう、どのような種類のお茶があるのか味や成分についても解説します。

目次

ノンカフェインのお茶は原料にもカフェインを全く含まない

ノンカフェインと記載できるお茶は、原料にも全くカフェインが含まれていないものに限られます。

製法やお茶の淹れ方に関わらず、どれだけ飲んでもカフェインは0です。

お茶といっても原料は葉だけでなく、小豆や黒豆、麦など様々な植物からエキスを抽出したものも含まれます。

緑茶や紅茶、烏龍茶は味こそ違いますが、すべて原料は同じ「チャ」の葉や茎。

カフェインが含まれるため、ノンカフェイン緑茶やノンカフェイン紅茶はありません。

市販のペットボトルで買いやすいノンカフェインのお茶は?

コンビニやスーパーで市販されているペットボトルでノンカフェインを選びたいなら、麦茶やルイボスティーが手に入りやすいです。

お茶のラインナップが豊富な店であれば、黒豆茶やそば茶も選べます。

カフェインを含む緑茶や烏龍茶とブレンドされていないものを選びましょう。

カフェインゼロは限界までカフェインを取り除いたお茶!ペットボトルで気軽に買える

原料にカフェインが含まれていても、製造工程でほとんど除去できたお茶はカフェインゼロとして売られているケースが多いです。

特定の成分含有量を「ゼロ」と表記できるかどうかは、食品表示基準で細かく設定されています。

カフェインの場合は、定められた方法で測定して検出限界以下の数値であればゼロと表記可能。(参照元:栄養成分表示ハンドブック

手軽に飲めるペットボトルも市販されており、手に入りやすくなりました。

有名商品のシリーズでもカフェインゼロタイプのお茶が市販されている

カフェインゼロのお茶は、残留カフェインは検出できないほどわずかなのでノンカフェイン感覚で飲めます。

大手飲料メーカーの有名なお茶シリーズでも、カフェインゼロタイプが続々登場。

ペットボトルタイプだけに絞っても、好みのお茶が選びやすいです。

大手飲料メーカーのカフェインゼロのお茶の例

  • 伊藤園 お~いお茶 カフェインゼロ
  • サントリー 伊右衛門特茶 カフェインゼロ
  • キリン 生茶 カフェインゼロ
  • キリン 午後の紅茶 カフェインゼロ ピーチティー
  • コカ・コーラ 爽健美茶

カフェインゼロにデメリットがあるとすれば、本来の風味と比べると物足りないと感じる人がいる程度。

飲みなれた味のお茶で、カフェイン控えめな生活をはじめましょう。

お茶のカフェインレスやデカフェには明確な基準がない

お茶のカフェイン表記で見かける「カフェインレス」「デカフェ」には、はっきりした数値での基準がありません。

カフェイン量を本来より10%少なくしたもの、90%減らしたものどちらも同じ表記が可能です。

多く飲むと、全くカフェインを控えていない状態と同じになるケースも。

なお、コーヒーでは「カフェインレス」の表記のみ具体的な数字が定められています。

コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則 この規約で「カフェインレスコーヒー」とは、カフェインを90パーセント以上除去したコーヒーをいう。

引用元:一般社団法人 全国公正取引協議会連合会|コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則

コーヒーでは、カフェイン除去率90%以上で「カフェインレス」と表記可能。

飲料メーカーのものなら、お茶でも上記の基準を参考にしている可能性があります。

「デカフェ」はコーヒーでも日本国内の規制がまだなく、残留カフェイン濃度は数値の表記がない限り分かりません。

「カフェインレス」「デカフェ」のお茶は、カフェイン除去率やカフェイン濃度が表示された商品を選びましょう。

実はカフェイン入り!ノンカフェインだと勘違いされやすい市販のお茶

市販のお茶の中には、ノンカフェインっぽいイメージがあるけど実はカフェイン入りのものがあります。

  • ほうじ茶
  • 玄米茶
  • ジャスミン茶
  • マテ茶

深い香りが楽しめるほうじ茶は、原料は茶葉のためカフェインが含まれます。

香ばしい風味が特徴の玄米茶は、多くの商品で原料は玄米オンリーではなく茶葉もブレンド。

女性に人気のジャスミン茶も、茶葉に花の香りを加えたお茶です。

茶葉を原料にするとカフェインも抽出されるため、除去処理しない限りカフェインゼロにはなりません。

ノンカフェインのお茶の選び方は?誰が何のために飲むのかが大事

ノンカフェインのお茶は、誰が何の目的で飲むかにより選び方が大きく異なります。

  • 水分補給なら飲みやすさ、作りやすさが重要
  • 美容や健康にいいお茶を飲みたい人は、成分の作用で選ぶ
  • ノンカフェインでも妊婦さんが避けたいお茶もある

味の好みは人それぞれのため、家族で飲む用ならクセのない飲みやすさは重視したいポイント。

美容や健康に期待できる成分は数多いため、イメージだけで選ばずどのような成分が摂れるのかをチェックしましょう。

ノンカフェインのお茶は、誰が何を飲んでも安心・安全な飲み物との認識は誤りです。

一部の健康茶は、飲む人によっては医師に相談が必要なケースもあります。

特に妊婦さんや持病のある人は、商品の注意事項をよく確認してから購入しましょう。

家族の水分補給用なら飲みやすさと作りやすさを重視しよう

家族の水分補給用にノンカフェインのお茶を探しているなら、みんなが飲める味で作る負担が少ないものを選びましょう。

選ぶポイントは以下の3つ。

  • 独特の風味や苦みが少なめ
  • ティーバッグタイプで作るのが簡単
  • 家族でたくさん飲んでも負担にならない価格帯

クセが少なく家族が好きな味を選ぶ

健康茶の中には、独特の薬草感を持つお茶が少なくありません。

クセが強いと食事に合わなかったり、飽きてお茶を飲むのがイヤになってしまうケースも。

焙煎した香ばしいお茶か、後味スッキリのお茶がいいかも好みがはっきり分かれます。

家族の好みを反映して、みんながしっかり水分補給できる味を選びましょう。

手軽に作れるティーバックやペットボトルを選ぶ

たくさんのお茶を作る時、蒸らすのに時間がかかったり茶葉を計量したりするのは手間がかかります。

ヤカンに入れて煮出すだけで済むティーバッグタイプは、出がらしの処分も簡単で手軽でストレスは最小限。

特に水分補給が必要な夏場は、水出しができるタイプは冷やす手間がかかりません。

都度作るのが面倒なら、麦茶の2Lペットボトルは手に入りやすいです。

マイナーなノンカフェイン茶は価格が高い商品もある

ノンカフェインのお茶は、麦茶などメジャーなものほど安価な商品が多いです。

一方、マイナーな健康茶は商品の種類が少なめで価格も高めな傾向。

飲む量が控えめになっては水分補給になりません。

たくさん飲んでも価格面が気にならないお茶を選びましょう。

トイレが気になるならカリウム豊富なお茶は避けよう!ノンカフェインでも利尿作用がある

ノンカフェインのお茶でも、カリウムが豊富に含まれていると利尿作用があります。

カリウムには体の余分な水分や塩分を排出する働きがあるため。

むくみ対策したい人、塩分の摂りすぎが気になる人にはメリットのある成分です。

一方で、カフェインやアルコールと同様に、飲み過ぎるとトイレが近くなる可能性があります。

カリウム量が控えめなノンカフェインのお茶

  • 麦茶
  • ルイボスティー

カリウム量が多いノンカフェインのお茶

  • どくだみ茶
  • 杜仲茶

トイレの頻度が気になっている人は、カリウムの量が控えめなお茶を選びましょう。

ノンカフェインのお茶で美肌やスリムアップにアプローチ!目的に合った成分を選ぶ

ノンカフェインのお茶には、美容に役立つ様々な成分が含まれています。

お茶特有のポリフェノールのほか、美容サプリや美容液に使用される成分が含まれるお茶も。

毎日飲むお茶で、手軽にビューティーケアができます。

美肌やスリムアップを目指したい人は、以下の成分・栄養を持つお茶を選びましょう。

成分期待できる効果
ポリフェノール抗酸化作用で若々しい体づくりをサポート
SOD酵素活性酸素を除去して健康な体づくりをサポート
カリウムむくみ対策
ビタミンB群肌の代謝をサポート
ビタミンCメラニン色素の生成を抑制してシミ、くすみ対策
アミノ酸肌を健やかにする

成分には様々な美容効果が期待できますが、お茶を飲んで劇的な効果が得られるわけではありません。

お茶は薬ではなく嗜好品のため、あくまで美容をサポートしてくれる存在だと考えましょう。

健康目的の人はお茶に含まれる成分の効能に注目して選ぼう

ノンカフェインのお茶には、古来から薬草として親しまれてきたものもあります。

市販のお茶に薬ほどの効果はありませんが、健康維持に役立つ成分は積極的に摂りたいもの。

気になっている健康不安に応じた成分の入ったお茶を選びましょう。

成分期待できる効果
ポリフェノール抗酸化作用で若々しく健康な体づくりをサポート
鉄分や亜鉛などミネラル類食事だけでは不足しがちな栄養素
サポニン脂肪の吸収を抑制
血流をよくし、体を温める
水溶性食物繊維便秘対策
腸内環境をよくする
1-デオキシノジリマイシン糖質の吸収を抑制

すでに疾患として病院から薬をもらっている人は、飲み合わせが悪いケースも考えられます。

買う前に、必ずかかりつけの医師に相談してください。

妊婦さんには不向きな成分とは?ノンカフェインでもおすすめできないお茶がある

妊娠をきっかけにノンカフェインのお茶を飲もうと考えているなら、避けたほうがいいお茶もあります。

スーパーフードと呼ばれるほど栄養豊富なモリンガのお茶は、厚生労働省から妊婦の摂取に注意するよう発表されています。

極めて限られた情報として、モリンガの葉の抽出物を妊娠ラットに対し高用量を経口投与したところ、流産がみられたとの文献報告がありました。このため、モリンガ(加工品を含む。)の摂取に際しては、妊娠している方又は可能性のある方は十分にご注意して下さい。

引用元:厚生労働省

ウコンやカモミール、ラベンダーなども、摂りすぎると子宮を収縮させる恐れがあるため注意が必要です。

いずれも過剰に摂りすぎると悪影響があるため、うっかり飲んでしまった程度なら気にする必要はありません。

ノンカフェインのお茶を19種類まとめてチェック!成分や味も一目で分かる

ノンカフェインのお茶は、全く情報がないところから探すのは大変です。

メジャーなお茶だけでなく、マイナーな健康茶や注目の美容茶まで19種類を網羅。

味や注目成分も簡単にチェックできるようにまとめました。

商品選びに迷ったら、原料に農薬や化学肥料の不使用を示す有機JASマークのあるものを選ぶのがおすすめ。

気になるお茶が見つかったら、さっそく試してみましょう。

ルイボスティーは市販品が多く買いやすい!美容や健康に嬉しいポリフェノールが豊富

渋みのない、薄い紅茶や烏龍茶のような味後味すっきり
注目成分ポリフェノール
SOD酵素
成分に期待できる美容・健康効果サビ付きを防いで若々しい肌・体作りに

ルイボスティーは、特徴的な赤色のもとであるポリフェノールが豊富に含まれています。

SOD酵素も含まれており、体のサビ付きを防いで美容・健康の両面から日常をサポート。

ビタミン・ミネラルなど栄養成分は、量は多くはないもののバランスよく含まれています。

渋みのもとであり、鉄分の吸収を阻害するタンニンの量が少ないのも大きな特徴。

クセが少なめで幼児から飲みやすく、日常の水分補給にぴったりです。

麦茶はカリウム少なめで家族の水分補給にぴったり

香ばしくまろやか
渋み、苦みがなくクセが少ない
注目成分アルキルピラジン
成分に期待できる美容・健康効果血液をさらさらにし、血流を良くする

麦茶のカリウム量は玉露の約2%程度しかなく、水分を多く摂りたい夏にぴったりのお茶です。

最も一般的に売られているのが六条麦茶で、香ばしさがあるのが特徴。

香ばしさの中に、麦本来の味やほんのりした甘味が感じられるのが二条麦茶です。

赤ちゃんも飲める昔馴染みのお茶ですが、意外にも健康ケアに役立つ成分も豊富。

アルキルピラジンに加え、ポリフェノールやカルシウム、亜鉛など健康維持に欠かせない成分も含んでいます。

黒豆茶は体をポカポカさせたい人におすすめ!冷やしてもホットでも美味しい

炒った黒豆の香ばしい風味
ほのかな甘味とあっさりした味わい
注目成分ポリフェノール(アントシアニン)
大豆サポニン
成分に期待できる美容・健康効果体を温めて冷え対策に
脂肪の吸収を抑制する

黒豆の皮から抽出されたアントシアニンは、ポリフェノール特有の抗酸化作用や体を温める効果が期待できます。

ホットで飲んでも美味しいので、冬の冷え予防にぴったり。

脂肪の吸収を抑制する作用を持つサポニンは、ダイエット中の人やスリムアップを目指す人にも嬉しい成分です。

ティーバッグの黒豆が丸のままのタイプを選べば、煮出したあとの黒豆を食べて栄養を丸ごと摂取可能。

黒豆の残った食物繊維や鉄分も摂れて、女性に不足しがちな栄養素を補えます。

チコリ茶は水分補給にぴったり!ほんのり甘くて子どもでも飲みやすい

香ばしさとほのかな甘み、独特のほのかな苦み
玄米茶や麦茶に近い味
注目成分水溶性食物繊維(イヌリン)
成分に期待できる美容・健康効果お腹の調子を整える
糖の吸収を抑制する

西洋のハーブ・チコリーの根を焙煎して煮出したのが、甘さのある独特の風味がクセになるチコリ茶。

水分補給用として飲みやすいだけでなく、水溶性食物繊維・イヌリンの健康効果にも注目が集まっています。

イヌリンはお腹の調子を整えるだけでなく、糖の吸収を抑制する作用もあって生活習慣が気になる人にもおすすめ。

市販では見つけにくいため気軽に購入できないのは難点ですが、温めても冷たくても飲みやすく日常の水分補給に向いています。

あずき茶はビタミンB群や食物繊維が豊富で女性に嬉しい

ほんのりあずきの風味
甘味のない、薄いおしるこの味
注目成分ポリフェノール(カテキン、アントシアニン)
サポニン
カリウムや鉄などミネラル
ビタミンB群
食物繊維
成分に期待できる美容・健康効果むくみ対策
体を温めて冷え対策
脂肪の吸収を抑制する

和菓子でお馴染みのあずきは、お茶として飲むとビタミンB群や食物繊維など豊富な栄養素が手軽に摂れます。

カリウムとビタミンB群の組み合わせは、むくみが気になっている人にぴったりの組み合わせ。

ビタミンB群だけでなく、鉄分など不足しがちな栄養素もあずき茶で効率よく補えます。

あずきの皮にはポリフェノールも豊富なので、煮出すだけでなくあずきも丸ごと食べられるタイプを選びましょう。

なたまめ茶は口の中の健康が気になる人におすすめ

炒った豆の香ばしい味
クセがなくほうじ茶や黒豆茶に近い味
注目成分カナバニン
コンカナバリンA
鉄や亜鉛など豊富なミネラル
成分に期待できる美容・健康効果口内環境を良くする
口臭対策
鼻のムズムズ対策
むくみ対策

なたまめ茶特有の成分であるカナバニンとコンカナバリンAは、口腔ケアから鼻の不快感、むくみまで幅広い悩みにアプローチ。

歯磨き粉でもなたまめを使用した商品があるほどで、口の中の健康が気になる人に向いています。

鉄や亜鉛などのミネラルも豊富に含まれているため、日常的に飲めば栄養面のサポートに。

焙煎した豆を煮出しているため、黒豆茶やほうじ茶などと味が近く、子どもでも飲みやすい味です。

とうもろこし茶は美容目的で飲みたい人にぴったりのビタミン類が多く含まれる

ポップコーンのような風味とほのかな甘味
注目成分ビタミンE
βカロテン
カリウム
鉄分
成分に期待できる美容・健康効果むくみ対策
エイジングケア
美肌作りに

とうもろこし茶に豊富に含まれるビタミンEは、「若返りのビタミン」との異名を持つほど抗酸化力が強い成分。

肌の健やかさを保ち、バリア機能やエイジングの悩みにアプローチします。

カリウムも豊富なので、体に溜め込まれた余計な水分を排出してむくみに対しても効果的。

ノンカフェインでタンニンも含まれないため、栄養の吸収を邪魔せず内側から美しい体を目指せます。

モリンガ茶は90種類以上の栄養素を持つスーパーフードのお茶

よもぎや青汁と緑茶の中間あたりの味
笹や畳のような、酸味のある独特の香り
注目成分GABA
ポリフェノール
必須アミノ酸
ビタミン・ミネラル類
成分に期待できる美容・健康効果90種類以上の栄養素が美容・健康に幅広くアプローチ

ノンカフェインながら、90種類以上の豊富な栄養素を持つモリンガ茶。

栄養素を網羅しているだけでなく、それぞれの含有量が多いのも嬉しいポイント。

牛乳以上のカルシウムや、ほうれんそう以上の鉄分などを手軽に摂取できます。

美容や健康のために飲むのはもちろん、不足しがちな栄養素を補う目的で飲みたい人にも向いています。

シモン茶はビタミン・ミネラルが豊富な甘さのある健康茶

優しい甘さがある
ややクセを感じる香ばしい香り
注目成分ビタミンKなど幅広いビタミン類
鉄やカルシウムなどのミネラル
食物繊維
ヤラピン
成分に期待できる美容・健康効果お腹の調子を整える
骨を丈夫にする

栄養豊富なシモン芋の葉を使用した、優しい甘さがクセになるお茶です。

食物繊維に加え、腸の動きを活発にするヤラピンも含まれるのでお腹の調子を整えたい人に向いています。

また、ビタミンやミネラル類が豊富で、特に骨を丈夫にするビタミンKは含有量が多い点も特徴的。

飲みやすく日常の水分補給にも向いているため、お茶を飲むだけで気軽に体の健康をサポートできます。

たんぽぽ茶は体の中からすっきりしたい人におすすめ

麦茶に香ばしさとほのかな苦みを足した味
土っぽい味を感じるものもある
注目成分カリウム
水溶性食物繊維(イヌリン)
鉄分などミネラル
成分に期待できる美容・健康効果むくみ対策
お腹の調子を整える

たんぽぽ茶は、むくみ対策とお腹のスッキリ両方にアプローチできるお茶です。

濃いお茶の色や、やや苦みのある味からたんぽぽコーヒーとも呼ばれています。

味は商品によりバラツキがあり、香ばしい麦茶の味から土っぽさや苦みを感じるものまであるので口コミの確認が大事。

体の巡りが滞りがちな人、コーヒーに似た味のお茶が飲みたい人に向いています。

びわの葉茶はまろやかで飲みやすい!ポリフェノール入りで健康志向の人にも向いている

烏龍茶に近いすっきりした味
香ばしい風味
注目成分ポリフェノール(タンニン)
成分に期待できる美容・健康効果サビ付きを防いで若々しい肌・体作りに

びわの葉茶は、クセが少なくすっきりした味わいに香ばしさを感じる飲みやすいお茶です。

ポリフェノールを含むため、若々しい体づくりをしたい人にもぴったり。

似たような味のルイボスティーと違って日本製のものが多いため、国産のお茶にこだわりたい人にも向いています。

なお、ビワの種には毒性のある成分・アミグダリンが含まれ、多量摂取で中毒症状が出る可能性があります。

安全性を重視するなら、葉だけを使用したびわの葉茶を選びましょう。

ハトムギ茶には美肌に嬉しい成分が豊富に含まれる

麦茶よりも香ばしく味は薄めですっきりしている
注目成分ヨクイニン
コイクセノリド
ビタミンB群
アミノ酸
鉄分やカルシウムなどミネラル
成分に期待できる美容・健康効果健やかな肌をつくる

ハトムギ茶には、ヨクイニンやコイクセノリドなど美肌を目指せる独自成分が含まれています。

肌の代謝に欠かせないビタミンB群やアミノ酸も豊富で、健やかな肌作りにぴったり。

ハトムギは、麦茶の原料とは種類が違う植物なのでお茶の味わいが異なります。

香ばしさのあるすっきりした味わいのため、麦茶よりもクセがなく普段の水分補給用にも向いています。

そば茶は美味しくミネラルやポリフェノールも摂れる

香ばしい蕎麦の風味
注目成分ポリフェノール(ルチン)
ビタミンB1、B2
ミネラル
成分に期待できる美容・健康効果体を温める
血管を強くする
健やかな肌をつくる

そば茶に豊富に含まれるルチンは血の巡りに作用し、体を温めたり血管を強くしたりする効果が期待できます。

血行が良くなれば肌にも栄養がいきわたり、豊富なビタミンB群やミネラルとの相乗効果で美肌も目指せます。

なお、健康・美肌目的で飲むならルチンの含有量が100倍以上の「韃靼そば茶」がおすすめ。

韃靼そば茶には、メラニン色素の生成を抑制する「シス・ウンベル酸」も含まれ、健やかで美しい肌を目指す人には特に向いています。

柿の葉茶は甘くて飲みやすいのにレモンの10倍以上のビタミンCが含まれる

注目成分ビタミンC(プロビタミンC)
ポリフェノール(タンニン)
成分に期待できる美容・健康効果健やかで若々しい肌づくりに

柿の葉茶には熱に強いビタミンC(プロビタミンC)がレモンの10倍以上含まれていて、煮出しても壊れないのが特徴。

ビタミンCはメラニンの生成を阻害したり、コラーゲンの生成を促したりと美肌には欠かせません。

ビタミンCのほか、ポリフェノールの一種であるタンニンも豊富に含まれています。

柿の葉に含まれるタンニンは抗酸化力が強く、美肌だけでなく若々しく健康な体づくりをしたい人も積極的に摂りたい成分。

手軽にビタミンやポリフェノールが補給できる、家族全員で飲みたいお茶です。

桑茶には糖質が気になる人におすすめの成分が入っている

渋みや苦みのない、すっきりした味
注目成分1-デオキシノジリマイシン
カリウムなどミネラル
食物繊維
成分に期待できる美容・健康効果糖の吸収を抑制する
むくみ対策
お腹の調子を整える

桑茶に含まれる1-デオキシノジリマイシンは、糖の吸収を抑制するとの研究結果が出ている成分です。

お茶で手軽に摂れるのは桑茶くらいで、糖質コントロールしたい人にぴったり。

他にも体の余分な水分を排出するカリウム、ごぼうの8倍とも言われる食物繊維も含まれます。

健康的にスリムアップしたい人、糖質を気にする人が毎日の水分補給に飲みたいノンカフェインのお茶です。

ドクダミ茶は体の巡りをよくしてすっきりしたい人におすすめ

薬草感のある独特の風味
注目成分カリウムなどミネラル類
ポリフェノール(クエルシトリン、ケルセチン)
成分に期待できる美容・健康効果むくみ対策
お腹の調子を整える
毛細血管を丈夫にする

健康茶としてお馴染みのドクダミ茶は、体のいらないものを排出したい人に向いているお茶です。

ポリフェノールの一種であるクエルシトリンには、余分な水分を排出したり便に水分を加えたりといった作用があります。

出すだけでなく、体の巡りを良くする効果も期待できる点がドクダミ茶の大きな特徴。

毛細血管が強くなると血流がよくなって末端まで栄養が行き届き、肌の調子が上向きになったり冷え対策になります。

杜仲茶は生活習慣が気になる人に嬉しい健康茶

少し薬草感のある、苦みや渋みのないすっきりした味
注目成分アスペルロシド
ゲニポシド酸
鉄分や亜鉛などミネラル
成分に期待できる美容・健康効果脂肪を代謝を促進させる
血圧を下げる

杜仲茶に含まれる成分は、脂肪や血圧にアプローチして乱れがちな生活習慣をサポートします。

成分として効果が認められているため、特定保健用食品(トクホ)として売られている市販品もあります。

独特の風味が少々あるものの苦みや渋みはほとんどなく、健康維持のために飲み続けるのも苦になりません。

鉄分などのミネラルも豊富に含まれており、不足しがちな栄養素も補えます。

ごぼう茶は水溶性食物繊維が豊富でお腹の調子が気になる人におすすめ

香ばしさをプラスしたごぼうの風味
注目成分水溶性食物繊維(イヌリン)
サポニン
成分に期待できる美容・健康効果お腹の調子を整える
体を温める
脂肪の吸収を抑制する

健康茶としてお馴染みのごぼう茶は、お腹をすっきりさせたい人にぴったり。

豊富に含まれる水溶性食物繊維のイヌリンが腸内にいる善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えます。

ごぼう茶には脂肪の吸収を抑制するサポニンも含まれ、脂質が気になる人も積極的に飲みたいお茶です。

サポニンには血流を良くして体を温める作用もあり、ごぼう茶だけで女性に多い悩みをまとめてカバーできます。

甜茶は花粉やハウスダストの対策をしたい人におすすめの甘いお茶

ハーブのような風味が少々と強い甘味
注目成分甜茶ポリフェノール
カリウムやカルシウムなどミネラル
成分に期待できる美容・健康効果花粉症などのアレルギー対策

甜茶は花粉症などのアレルギー症状を緩和させるとして、毎年春になると多く見かけるお茶です。

花粉症の症状を抑えたい場合、飲み始めるのは花粉が飛び始める1か月前から飲み続けると効果を感じやすいとの研究結果が出ています。

独特の強い甘味はルブソシドと呼ばれる成分で、砂糖の70倍もの甘さを持ちながらカロリーはほぼゼロ。

甘いお茶ですが、糖質をほとんど含まないためダイエット中の人でも気にせず飲めます。

ノンカフェインのお茶を飲むメリットは3つ!貧血気味の人や骨を丈夫にしたい人には特におすすめ

ノンカフェインのお茶は種類ごとに様々な効果が期待できますが、共通するメリットは3つあります。

  • ミネラルの吸収を妨げない
  • 睡眠の邪魔をしない
  • 目的に合わせて様々な味を楽しめる

主にカフェインのデメリットを克服できるのがメリットです。

せっかくバランスの良い食事を意識していても、カフェイン入りの飲み物を多く飲むと栄養の吸収を妨げる原因となります。

人によっては、飲む時間が遅いと入眠の妨げになり寝不足になってしまうケースも。

ノンカフェインのお茶を選んで、より健康的な生活を手に入れましょう。

カルシウムや鉄の吸収を妨げないから食事との相性がいい

カフェインにはミネラル成分の吸収を妨げる働きがあるため、栄養をしっかり体に届けたいならノンカフェインのお茶が向いています。

特に貧血気味の人や、普段からカルシウムが不足気味の人は、カフェインの摂りすぎは健康に悪影響です。

貧血がひどくなったり、骨がもろくなったりする前にノンカフェインのお茶に切り替えましょう。

ミネラル成分が豊富なお茶を選べば、さらに健康的な生活が目指せます。

鉄分を強化したいなら、とうもろこし茶は含有量が豊富で食事にも合わせやすいです。

睡眠を邪魔しないから飲む時間帯を気にせずいつでも飲める

カフェインには覚醒作用があるため、体質や体調によっては夕方以降に摂ると眠れなくなる人がいます。

眠れず覚醒状態が続くと脳が十分に休めなくなるのが、翌日まで疲労感が残る一因です。

日中も疲労感で頭がボーっとしてしまい、さらにカフェイン量が増える悪循環にも陥りがち。

ノンカフェインのお茶なら、いつ飲んでも睡眠を邪魔せず質のよい眠りが実現できます。

美容や健康にアプローチできる成分の種類が豊富!目的に合わせてお茶を選べる

ノンカフェインのお茶は種類が豊富で、期待できる効果もいろいろあって選ぶ楽しさがあります。

どのお茶を選べばいいか分からない場合は、ブレンド茶も選択肢に入れてください。

ネット通販なら、「ノンカフェイン ダイエット」など目的で検索すると見つけやすいです。

日替わりで飲んだり、季節に合わせて飲む種類を替えたりして気楽にノンカフェインのお茶を楽しみましょう。

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