ウィスキーのおすすめ20選！初心者向けのウィスキーの選び方や飲み方も紹介

ウィスキーは、複雑な香りと深い味わいが特徴の洋酒です。

ストレートやハイボールなど多彩な飲み方ができ、さまざまなシーンで楽しめます。

しかしウィスキーは産地や種類によって味わいが大きく異なるため、初心者からは「選ぶのが難しい」「おすすめのウィスキーを知りたい」との声も多いです。

本記事では、以下の項目を中心にウィスキーのおすすめを20選紹介しました。

• 度数
• ウィスキーの種類
• ウィスキーの特徴

ウィスキーの選び方のポイントやおすすめの飲み方も解説するので、参考にして自分好みのウィスキーを購入しましょう。

当サイトが独自に調査した、おすすめのウィスキーは以下の通りです。

ウィスキーおすすめ20選を紹介

おすすめのウィスキーは以下の20選です。

スクロールできます→

※2025年4月時点
※　料金は税抜表記

ウィスキーは商品ごとに度数や金額が異なり、味わいや余韻も多様です。

複数のウィスキーを比較し、自分の好みに合ったウィスキーを購入しましょう。

白州は爽やかでキレのある飲み口

項目	内容
販売元	サントリー
度数	43度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml・7,000円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

白州は、爽やかな香りとキレのある飲み口が宿るシングルモルトウィスキーです。

サントリーが、南アルプスの緑豊かな森と水源に恵まれた白州蒸溜所で仕込んでいます。

森の若葉を連想させるフレッシュな香りと、わずかに感じられる柑橘系やバニラのニュアンスが織り交ざり、繊細でありながら余韻も豊かです。

アルコール感を強く意識させない口当たりは、ロックやハイボールにしたときの爽快感を引き立てます。

特にハイボールでは柑橘系の爽やかさとキレのある後味が際立ち、淡白な魚料理やおひたしといったさっぱりした食事とも好相性です。

スモーキーさは控えめなため、ウィスキーに慣れていない人でも取り入れやすい1本です。

山崎12年は重厚な味わいが特徴

項目	内容
販売元	サントリー
度数	43度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
価格	700ml　15,000円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

山崎12年は、日本最古の蒸溜所である山崎蒸溜所で丹念に造られた重厚な味わいのシングルモルトウィスキーです。

深い琥珀色の液面からは柿や桃のようなフルーティな香りに加え、ミズナラ樽ならではの香木を思わせるアロマが漂います。

口に含むとバニラやシナモンが織りなす甘さとスパイシーさが広がり、なめらかで力強いコクを同時に感じられます。

日本の四季の中でじっくりと熟成が進むため、奥行きのある味わいで和食との相性も良好。

フルーティさとオークの風味が絶妙に重なり合う中、最後には上品なバニラの甘さが長く続く余韻が魅力です。

世界各国の酒類コンペティションでも高く評価され、コレクターからも人気を博しています。

ウィスキーの複雑な深みを楽しみたい人は山崎12年を購入しましょう。

ザ・グレンリベット 12年はフルーティさが魅力

項目	内容
販売元	ザ・グレンリベット
度数	40度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　4,766円

※2025年4月時点、料金は税込表記

ザ・グレンリベット 12年は、明るく透明感のある金色の液面から立ち上る豊かなフルーティさが特徴。

世界的に高い評価を受けるスコッチウィスキーです。

洋梨やリンゴを思わせる爽やかな果実香と、バニラやハチミツの甘いニュアンスがほどよく溶け合います。

アメリカンオークとヨーロピアンオークを巧みに組み合わせた熟成工程が、爽やかさとコクのある芳醇さを演出してバランス感抜群です。

口に含むと最初はフレッシュな果実の風味が広がり、次第にバニラのまろやかさが重なってクリーミーな余韻をもたらします。

複雑かつ洗練された味わいでありながら、クセが少なく初心者にも親しみやすい点が魅力です。

ウィスキーをじっくり味わって贅沢な時間を過ごしたい人は、ザ・グレンリベット 12年を選びましょう。

竹鶴ピュアモルトはコスパよく楽しめる

項目	内容
販売元	アサヒビール
度数	43度
ウィスキーの種類	モルトウィスキー
容量・価格	700ml　7,000円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

ニッカウヰスキーが手がける竹鶴ピュアモルトは、初心者からウィスキー愛好家まで幅広く支持されるコストパフォーマンスの良さがポイントです。

日本のウィスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝氏の名を冠したブランドの象徴的な1本です。

品質と価格のバランスに優れ、余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所のモルト原酒を贅沢にブレンドして生まれたコクと軽快さを堪能できます。

香りはリンゴや杏といったフレッシュな果実のニュアンスに、トーストやバニラを想起させる樽香が折り重なっています。

口に含むとバナナやオレンジのようなフルーティさが優しく広がり、穏やかなピート感やビターチョコを思わせるほろ苦い余韻が持続。

複雑さと飲みやすさが同居する仕上がりで、上質なモルトウィスキーとして満足度が高いです。

飲みやすくブレンドされたウィスキーを楽しみたい人は、竹鶴ピュアモルトを購入しましょう。

スーパーニッカはまろやかな口当たり

項目	内容
販売元	アサヒビール
度数	43度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	700ml　3,200円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

スーパーニッカは、重厚かつ華やかなモルトの個性を組み合わせたまろやかな口当たりが特徴です。

ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏が、亡き妻リタへの深い愛と感謝を込めて造り上げた特別なブレンデッドウィスキーです。

ブレンデッドウィスキーは複数の原酒を組み合わせ、互いの長所を引き出したウィスキー。

バニラやハチミツを思わせる優しい甘い香りが広がり、飲み進めるほどに穏やかなピート香が顔をのぞかせ、コクの深さが引き立ちます。

ハイボールにすると甘みあるアロマとリンゴを思わせるジューシーな爽快感も加わり、最後にはバニラやピート由来の余韻が長く続きます。

日本人の繊細な味覚に寄り添うバランスの良さを味わいたい人は、スーパーニッカがおすすめです。

響 JAPANESE HARMONYはウッディなニュアンス

項目	内容
販売元	サントリー
度数	43度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	700ml　7,500円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

響 JAPANESE HARMONYは、深みのある味わいと洗練されたウッディな香りによって国内外で高い評価を得ています。

琥珀色の美しい輝きを持ち、日本の自然や繊細な感性と卓越した技術が融合したブレンデッドウィスキーの集大成です。

白檀を思わせる気品あるアロマと口に含んだ際のハチミツの甘みに、オレンジピールやチョコレートが重なり合い、最後に穏やかなミズナラの香りが広がります。

響 JAPANESE HARMONYを構成する原酒が培われている蒸溜所は、以下の3箇所です。

• 山崎蒸溜所
• 白州蒸溜所
• 知多蒸溜所

多彩な原酒が見事にブレンドされ、芳醇ながらも繊細な味わいを生み出しています。

刺身やてんぷらといった和食との相性が良く、バランスの取れたハーモニーを楽しみたいときにもぴったりです。

日本が誇るウィスキー文化を体現する1本を堪能したい人は、響 JAPANESE HARMONYを選びましょう。

ザ・マッカラン ダブルカスク12年は華やかな香りと甘みが際立つ

項目	内容
販売元	サントリー
度数	40度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　9,548円

※2025年4月時点、料金は税込表記

ザ・マッカラン ダブルカスク12年は、華やかな香りと豊かな甘さが絶妙なバランスで共存しており、初心者にもおすすめです。

ザ・マッカランは1824年創業の、スコットランドで蒸溜ライセンスを取得している蒸溜所。

伝統的なザ・マッカランのスタイルに、アメリカンオーク樽由来の優しい甘みを加えたウィスキーです。

ザ・マッカランは「シングルモルトのロールスロイス」と称され、世界中の愛好家から高く評価されています。

シェリー酒で風味づけされたヨーロピアンオーク樽とアメリカンオーク樽で熟成を重ね、奥行きのある味わいに仕上がったウィスキーです。

口に含むとクリーミーな香りが広がり、続いてハチミツを連想させるなめらかな甘さが優しく包み込みます。

バニラやほのかなスパイスが重なり合い、コクとふくよかな余韻を伴う仕上がりです。

ザ・マッカラン12年には以下の3種類があります。

• ダブルカスク
• シェリーオーク
• トリプルカスク

ダブルカスクは苦みやアルコール感が少なく、初心者も親しみやすい味わいです。

調和の取れたマッカランを味わいたい人は、ザ・マッカラン ダブルカスク12年を購入しましょう。

オールドパー 12年すっきりした甘みでバランス感抜群

項目	内容
販売元	オールドパー
度数	40度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	750ml　3,888円

※2025年4月時点、料金は税込表記

オールドパー 12年は、スコッチウィスキーの中でもスッキリした甘みで特に洗練された味わいを誇ります。

深みのある琥珀色の液面からは、ハチミツを感じさせる甘い香りが立ち上ります。

口に含むと柑橘系の爽やかさとほのかなスモーキー感が混ざり合う、上質な飲み口です。

熟成によって磨かれたなめらかな口当たりは、初心者からウィスキー通まで幅広く支持されるポイント。

ハイボールにすると、すっきりとした甘みと炭酸の爽快感が相まって軽快さが際立ちます。

繊細な風味は和食との相性が良く、日本人の味覚に寄り添う仕上がりです。

加水しても崩れない総合的なバランスの良さと、親しみやすさを味わいたい人はオールドパー 12年を試しましょう。

アードベッグ 10年はスモーキーな味わい

項目	内容
販売元	アードベッグ
度数	46度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　6,600円

※2025年4月時点、料金は税込表記

アードベッグ 10年は、アイラモルト特有の力強いスモーキーさで知られ、他のウィスキーとは一線を画す個性を放ちます。

スコットランドのアイラ島にある、1815年創業のアードベッグ蒸留所で生まれたウィスキーです。

アイラモルトは以下の理由で特有の香りや独自の味わいが生まれます。

• 潮の香りが含まれたピートを焚いて麦芽を乾燥させる
• 蒸留所が海に面していて海藻や潮の香りをまとう

ピートは泥炭を含む湿原の名称です。

口に含んだ瞬間燻製のような濃密なピート香が一気に口中を満たし、クセのある風味が多くのリピーターを生んでいます。

スモーキーさの裏側には繊細な甘みが隠れており、複雑かつ洗練された味わいを堪能できるのが魅力です。

アードベッグ 10年はアイラモルトの中でも強烈なスモーキーさを求める愛好家から支持を集めており、ピート香が際立つウィスキーを探すなら外せない存在です。

燻製料理や濃厚なチーズとの相性も良く、互いの風味をいっそう引き立てるため、食事のシーンでも幅広く楽しめます。

ウィスキーでスモーキーさを満喫したい人はアードベッグ 10年を購入しましょう。

ボウモア 12年はドライなスモーキー感が特徴

項目	内容
販売元	サントリー
度数	40度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　6,600円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

ボウモア 12年は、スコットランドの老舗蒸溜所で造られたドライなスモーキーさとフルーティさが調和したウィスキーです。

1779年創業という長い歴史を背景に、伝統的な製法を守り続けながら生み出されています。

レモンやハチミツを連想させる甘い香りを伴ったスモーキー感と、ダークチョコレートのようなコクが特徴です。

アイラ島で造られたウィスキーならではの潮の香りも感じられ、飲むほどに奥行きのある味わいが広がります。

アイラモルト特有のスモーク感はしっかり存在しながらもバランス良くまとまっており、口当たりの優しさも魅力です。

ストレートやロックでじっくり味わうのはもちろん、水割りにするとスモーキーさが和らぎ親しみやすさが引き立ちます。

スモーキーなウィスキーに興味があり、初心者向けの商品を探している人はボウモア 12年を選びましょう。

モンキーショルダーは飲みやすい甘さを楽しめる

項目	内容
販売元	モンキーショルダー
度数	40度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	700ml　4,675円

※2025年4月時点、料金は税込表記

モンキーショルダーは大胆な個性を放ちながらも、飲みやすさや汎用性の高さを兼ね備えているため、幅広い層に支持されています。

今となっては珍しい、手作業で大麦を醸造する製法を採用。

スペイサイド産の厳選された複数のシングルモルトをブレンドした100%モルトウィスキーです。

爽やかなオレンジやバニラ、ハチミツを思わせる甘い香りと、スパイシーなオークの香りでバランス感ある味わいです。

飲んだ後はオークのスパイシーな香りやペパーミントの爽やかさが残り、心地良い余韻を楽しめます。

ウィスキー初心者はモンキーショルダーをジンジャーエールで割り、オレンジを添えたカクテルにして飲むのがおすすめです。

飲みやすくアレンジも楽しめるウィスキーを選びたい人は、モンキーショルダーを選びましょう。

グレンモーレンジィ オリジナルは柑橘の余韻が心地良い

項目	内容
販売元	グレンモーレンジィ
度数	40度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　6,600円

※2025年4月時点、料金は税込表記

グレンモーレンジィ オリジナルは、爽やかな柑橘の香りと華やかなバニラの風味が際立つシングルモルトスコッチウィスキーです。

マンダリンやレモンをはじめ多彩な果実を思わせる香りが複雑に絡み合います。

スコットランドで最も背の高いポットスチルで蒸留し、かろやかで繊細なアルコール成分を中心に抽出しています。

ポットスチルは蒸留に使用される銅製の釜で、熱分解が起こる回数を多くして複雑な味わいを作り上げるのに効果的です。

背の高いポットスチルでは銅と蒸気の触れる時間が長くなり、軽めの酒質に仕上がります。

ライトでありながら個性的なウィスキーを味わいたい人にぴったりです。

蒸留後はグレンモーレンジィ専用に設計された木樽「デザイナーカスク」で熟成し、クリーミーな質感を向上。

一口含むとバニラのような甘い香りと共に、ゼラニウムやワイルドミントといったハーブ由来のアロマが感じられます。

飲み進めるほど多彩な表情を見せ、終盤には柑橘が爽やかに広がる余韻が心地よさをもたらします。

上品な甘さを味わいたい人はグレンモーレンジィ オリジナルを選びましょう。

カバラン ディスティラリーセレクト No.1はトロピカルな風味が魅力

項目	内容
販売元	カバラン
度数	40度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　5,280円

※2025年4月時点、料金は税込表記

カバラン ディスティラリーセレクト No.1は、トロピカルフルーツの華やかな香りが際立つシングルモルトウィスキーです。

カバラン ディスティラリーセレクト No.1を造るカバラン蒸留所は、台湾の蘭陽平野に位置。

カバラン蒸留所は、雪山から湧くまろやかな水と太平洋からの海風や亜熱帯季節風気候を活かしたウィスキー造りで、国際的な評価を得ています。

恵まれた自然環境がオーク樽に独特のアロマをもたらし、豊かな香りと味わいを育んでいます。

口に含むと、カバランならではのトロピカルフルーツにタフィーのような甘さが重なり、木やバニラの風味と見事に調和。

飲み終わりまで続く長い余韻が印象的で、ブレンダーが厳選した逸品であると実感できます。

ストレートで飲んでも美味しくカクテルにも向いたウィスキーで、幅広い飲み方を楽しみたい人にぴったりです。

カジュアルにフルーティな味わいを楽しみたい人は、カバラン ディスティラリーセレクト No.1を購入しましょう。

カナディアンクラブ クラシック12年はすっきりさと甘さの調和が絶妙

項目	内容
販売元	サントリー
度数	40度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	700ml　2,662円

※2025年4月時点、料金は税込表記

カナディアンクラブ クラシック12年は、すっきりさと甘さを兼ね備え、カナディアンウィスキーの個性を存分に表現した商品です。

カナディアンウィスキーは穀類のみを原料として製造され、軽い酒質から初心者にも親しみやすいと言われます。

カナディアンクラブ クラシック12年は、カナダ・オンタリオ州ウィンザーの澄んだ水と豊かな自然に恵まれた環境で育まれました。

150か国以上で「C.C.」の愛称でも知られ、やわらかさとなめらかな口当たりが際立ちます。

バニラを思わせるほのかな甘さとオーク樽由来のリッチな香ばしさが加わった、深みのある味わい。

フレーバリングウィスキーとベースウィスキーを独自の手法でブレンドし、爽やかな飲み口が魅力です。

カナディアンウィスキーらしい軽快さとコクのバランスを兼ね備えており、ハイボールで楽しむのもおすすめ。

すっきりしたしつこさのない甘さを味わいたい人に最適なウィスキーです。

知多はかろやかな味わいとほのかな甘さを感じられる

項目	内容
販売元	サントリー
度数	43度
ウィスキーの種類	グレーンウィスキー
容量・価格	700ml　6,253円

※2025年4月時点、料金は税込表記

知多は、風を思わせるほどかろやかな飲み心地と繊細な味わいが特徴です。

日本が誇るシングルグレーンウィスキーとして高い評価を得ており、ウィスキー初心者でも楽しみやすい飲み口です。

知多蒸溜所で造られ、以下の3タイプにわけられたグレーン原酒を使い分ける世界でも珍しい手法を用いています。

• クリーン
• ミディアム
• ヘビー

グレーン原酒は大麦麦芽以外の穀物で作られたウィスキーを言います。

複数の原酒を組み合わせて生まれたバランスのよさが、誰でも親しみやすい飲みやすさの秘密です。

口に含むと樽熟成によって生まれるほのかな甘い香り広がり、ハイボールにすれば魅力がいっそう際立ちます。

ハイボールはウィスキー本来の味わいやコクが楽しめる、ウィスキーをソーダで割ったカクテルです。

料理の美味しさも引き出すので、食事とともに楽しみたい人はハイボールにして飲みましょう。

知多のハイボールは爽やかでやさしい香りが炭酸と共に広がり、控えめな甘みがウィスキーの旨みを上品に引き立てます。

素材の風味を大切にする料理とマッチするため、料理と合わせてグレーンウィスキーならではの風味を感じたい人は知多を選びましょう。

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年は果実の甘みとスパイシーさがマッチ

項目	内容
販売元	ジョニーウォーカー
度数	40度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
容量・価格	700ml　3,213円

※2025年4月時点、料金は税込表記

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年は、フルーティな甘みとスパイシーさの絶妙な調和が魅力です。

世界的に支持されるスコッチウィスキーの代表銘柄で、12年以上熟成させた原酒をブレンドし、豊かな風味を生み出しています。

かすかなスモーキーさとスパイスが溶け合った奥行きのある味わいです。

ハイボールで楽しむと、炭酸の爽快感によって果実の甘さとスパイスの風味がさらに際立ちます。

ストレートやロックで味わえばまろやかな口当たりと長く続く余韻を堪能でき、初心者でも飲みやすい仕上がりになります。

1種類のウィスキーを様々な飲み方で楽しみたいときに選びたいお酒です。

深みのあるフレーバーを感じられるさまざまな飲み方に挑戦したい人は、ジョニーウォーカー ブラックラベル12年を選びましょう。

メーカーズマークはまろやかな口当たりと甘みが際立つ

項目	内容
販売元	サントリー
度数	45度
ウィスキーの種類	バーボンウィスキー
容量・価格	700ml　3,400円

※2025年4月時点、料金は税抜表記

メーカーズマークはまろやかな口当たりと甘みが楽しめる、他のバーボンウィスキーとは一線を画す個性的なウィスキーです。

一般的なバーボンで使用されるライ麦の代わりに、冬小麦を原料としているのが特徴です。

冬小麦を使う製法によって、絹のようになめらかな口当たりと豊かな甘みを生み出しています。

オレンジやハチミツ、バニラを思わせる芳醇な香りが印象的で、バーボン特有の強い刺激を抑えたまろやかな味わいもポイント。

「バーボンに挑戦してみたくても刺激が気になる」といったときに試しやすいです。

製造工程の細部にもこだわり、敷地内に湧く良質な湖の水と150年以上守り受け継がれてきた酵母を使用しています。

バーボン初心者でも飲みやすく、ストレートやロックでも美味しさを堪能できます。

華やかで冬小麦ならではの甘みを感じられるウィスキーを飲みたい人はメーカーズマークを選びましょう。

デュワーズ ホワイト・ラベルはハイボールに合う味わい

項目	内容
販売元	バカルディ社
度数	40度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	700ml　2,000円

※2025年4月時点、料金は税込表記

デュワーズ ホワイト・ラベルは、1899年に初代マスターブレンダーA.J.キャメロンが手掛けたハイボールに合うウィスキーです。

フローラルな香りとヘザーやハチミツを思わせる芳醇さが際立ち、すっきりとクリーンな味わいがハイボールにぴったり。

余韻にはほど良い甘さとやわらかなスモーキーさが調和し、炭酸で割れば爽快感とともに豊かな香りが引き立ちます。

バニラや洋梨のようなフルーティな風味も感じられるソフトな口当たりで、初心者も美味しく楽しめます。

ハイボールですっきりと華やかな口当たりを堪能したい人は、デュワーズ ホワイト・ラベルを購入しましょう。

シーバスリーガル 12年はリッチで野性味あふれる飲み口

項目	内容
販売元	シーバスリーガル
度数	40度
ウィスキーの種類	ブレンデッドウィスキー
容量・価格	700ml　3,185円

※2025年4月時点、料金は税込表記

シーバスリーガル 12年は、リッチかつ野性味あふれる飲み口のブレンデッドウィスキーです。

スコットランドのスペイサイド地方の歴史ある蒸留所で12年熟成されています。

バニラとヘーゼルナッツの甘く豊かな香りと、リンゴやハチミツを想起させるマイルドな口当たりが特徴です。

熟成の過程で生まれる複雑な風味は、フルーティな甘さとほど良いスパイシーさが見事に調和して旨味を引き立てます。

飲み方によって異なる味の変化を楽しめるのも大きな魅力。

ストレートでは深みのある複雑さを、ロックでは氷が溶けるにつれまろやかさを味わえます。

香ばしいおつまみと一緒に、贅沢な時間を味わえるウィスキーを探している人にぴったりです。

シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士はやわらかく芳醇な味が広がる

項目	内容
販売元	キリン
度数	46度
ウィスキーの種類	シングルモルトウィスキー
価格	8,380円

※2025年4月時点、料金は税込表記

シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士は、富士山の壮大さを感じさせる芳醇な味わいの逸品です。

多彩なモルト原酒を絶妙にブレンドし、口に含むととろりとした口当たりから、熟した白桃や洋梨のような濃厚な果実味が広がります。

完熟リンゴやパイナップルの華やかでフルーティな香りと、クレームブリュレやハチミツの甘い風味が調和しています。

ウィスキーコンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で2年連続金賞を受賞しており、世界的な評価も高いです。

日本が誇る匠の技術が生み出したレベルの高いウィスキーを満喫したい人は、シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士を購入しましょう。

初心者にもおすすめのウィスキーの選び方5つ

初心者にもおすすめのウィスキーの選び方は以下の5つです。

ウィスキーはもともとアルコール度数が高めのお酒です。

最初からアルコール度数が高すぎる商品を選ぶと、アルコールの刺激が気になって飲みにくい可能性も。

ウィスキーは熟成期間の長さや種類によっても味わいが異なります。

初心者は一度飲んでみないとウィスキーを楽しめるか分からないため、高額な商品から始めるよりも無理なく購入できる価格帯が向いています。

ウィスキーを選ぶ上で押さえておきたい基本的なポイントを把握すると、初心者でも気に入る商品と出会えます。

おすすめの選び方を知り、自分の好みに合ったウィスキーを購入しましょう。

アルコール度数の高さを考慮して選ぶ

初心者は40度程度の度数のウィスキーから選ぶと安心です。

ウィスキーは一般的に40～60度程度のアルコール度数で、数字が上がるほどストレートで飲んだ際に濃厚な香りや深みを感じます。

例えば日本酒のアルコール度数は14度～18度。

度数が低めのウィスキーでもアルコールの刺激が強い可能性もあるため、初心者は40度の商品から始めましょう。

40度程度の度数ならハイボールや水割りでも程良いコクを維持でき、ウィスキーに慣れていない人でも楽しめます。

紹介したウィスキーの中では、以下の商品がアルコール度数40度です。

度数が高いウィスキーは少量ずつ口に含むのがポイント。

アルコール刺激を抑えつつ凝縮された風味を堪能できます。

紹介したウィスキーの中では、以下の商品がアルコール度数43度以上です。

度数	商品名
43度	・山崎12年 ・竹鶴ピュアモルト ・スーパーニッカ ・響 JAPANESE HARMONY ・知多
45度	・メーカーズマーク
46度	・アードベッグ  10年 ・シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士

アルコール刺激が苦手な人は、チェイサーとしてノンアルコールの飲み物を用意し、口直ししながら飲むと負担が減ります。

チェイサーはウィスキーの後を追うように飲む飲料で、水や炭酸水が最適です。

度数が低めのウィスキーから試し、徐々に強めの度数のウィスキーへ移行すると好みの度数を見極められます。

好みに合った度数を選び、リラックスしながらウィスキーを味わいましょう。

熟成期間の長さに注目する

ウィスキーは樽での熟成によって豊かな香りとまろやかな口当たりが生まれるため、熟成期間の長さにも注目しましょう。

熟成年数が長い商品はオークの力強い風味を感じられ、価格が高めに設定される場合も少なくありません。

熟成期間が短い商品はフレッシュでキレのある味わいが特徴で、手頃な価格帯で入手しやすい点が魅力。

特別なシーンでは長期熟成を、日常的に楽しみたいなら短期熟成と飲み分けるのも楽しみ方の1つです。

熟成期間に目を向けるとウィスキーの奥深さを一層感じられます。

ラベルやブランドの公式サイトで熟成年数を調べ、自分の好みに合う商品を選びましょう。

ウィスキーの種類で選ぶ

ウィスキーの種類からお気に入りの商品を選ぶのもおすすめ。

ウィスキーは原料や製法が多彩で、大きく以下の4種類に分けられます。

モルトウィスキーは大麦麦芽を主原料とし、リッチな風味とコクのある味わいが特徴です。

単一または複数の蒸溜所で生産され、大麦麦芽特有の芳醇な香りと深みを楽しめます。

紹介したウィスキーの中では、竹鶴ピュアモルトがモルトウィスキーです。

グレーンウィスキーはトウモロコシや小麦など、大麦麦芽以外の穀物を使用したウィスキー。

比較的ライトな飲み口になりやすく、ブレンデッドウィスキーのベースに用いられます。

口当たりが軽く優しい風味を堪能でき、紹介したウィスキーの中では知多がグレーンウィスキーです。

シングルモルトウィスキーはモルトウィスキーの1種で、単一蒸溜所で生産されたモルト原酒のみを使用して製造されています。

産地や造り手のこだわりがダイレクトに反映されるため個性が際立ちやすいです。

白州や山崎12年を始めとする多くのウィスキーが、シングルモルトウィスキーに当てはまります。

ブレンデッドウィスキーは複数の原酒を組み合わせて作られ、丸みのあるバランスの取れた味わいが魅力です。

スーパーニッカやオールドパー 12年がブレンデッドウィスキーとして知られています。

好みや飲むシーンに合わせ、複数の種類を試しながら自分が好きな一杯を見つけましょう。

ウィスキーの産地ごとの特徴から選ぶ

ウィスキーには世界五大ウィスキーと呼ばれる有名な産地が5つあり、産地ごとの特徴に注目すると違いを楽しめます。

世界五大ウィスキーの産地は次の通りです。

産地	味の特徴
スコットランド	ピート由来の力強いスモーキーな風味
アイルランド	かろやかな口当たり
アメリカ	トウモロコシ由来の甘みやオーク樽の香ばしさが感じられる
カナダ	穏やかでスムースな飲み心地
日本	繊細なバランス感が楽しめる

地域で異なる気候や原料により、ウィスキーに個性的な味わいをもたらします。

スコットランドで造られたウィスキーはスコッチウィスキーと呼ばれ、ピート由来の力強いスモーキーさが魅力です。

地方ごとの風合いも異なるのがポイントで、ザ・グレンリベット 12年やグレンモーレンジィ オリジナルが挙げられます。

アイルランドで造られたウィスキーは、アイリッシュウィスキーと呼ばれ深い歴史を持ちます。

3回蒸溜が主流でかろやかな口当たりを備え、飲みやすい仕上がりです。

アメリカで造られるアメリカンウィスキーは、バーボンを中心にトウモロコシ由来の甘みやオーク樽の香ばしさが特徴。

アメリカンウィスキーには、バーボンウィスキーやテネシーウィスキーなどの種類があり、メーカーズマークはバーボンウィスキーに該当します。

カナダのカナディアンウィスキーは、穏やかでスムースな味わいを生み出すブレンディング技術に定評があり、幅広い人に好まれています。

カナディアンクラブ クラシック12年はカナディアンウィスキーの代表格です。

日本のウィスキーは繊細なバランス感と独自の製造方法で世界的に評価され、和食との相性の良さも魅力です。

白州や山崎12年は日本のウィスキーとして多くの人に親しまれています。

産地ごとの違いを意識しながら、自分にぴったりの1本を見つけましょう。

ウィスキーの価格帯で選ぶ

ウィスキーは数千円台から数万円を超えるものまで幅広い価格帯で展開されています。

初心者はカナディアンクラブ クラシック12年やデュワーズ ホワイト・ラベルといった、2,000～3,000円ほどの商品から飲み始めるのがおすすめです。

ウィスキーはアルコール度数が高く、実際に飲んでみたら飲みにくい可能性もあります。

ある程度ウィスキーに慣れてきたら熟成期間が長い高価格帯の商品を選び、樽由来の甘みや香ばしさを楽しみましょう。

複数の商品を少量ずつ試せる小瓶やミニボトルを活用すれば、予算を抑えながら好みに合うウィスキーを見つけられます。

予算別にレパートリーを用意しておくと、目的やシーンに合わせてふさわしいウィスキーの選択が可能です。

コストパフォーマンスを重視したいときはお手頃な価格帯のウィスキー、特別感を演出したいときは高価格なウィスキーを選びましょう。

おすすめのウィスキーの飲み方3つ

おすすめのウィスキーの飲み方は以下の3つです。

複数の飲み方を試し、飲み方の違いによる味や香りの広がり方の変化を楽しみましょう。

ストレートで飲むと、ウィスキーが本来持つ香りや余韻を堪能できます。

ハイボールはロックやストレートよりもアルコール感がマイルドに感じられるため、ソフトな飲み口を好む人におすすめです。

トワイスアップはウィスキーの個性を活かしつつ、自分好みのアロマやテクスチャーを演出できる点が魅力。

それぞれの飲み方の特徴をふまえて、自分好みの方法でウィスキーを堪能しましょう。

ストレートでウィスキーの香りを味わう

ウィスキーをストレートで飲むと樽由来のウッディな香りやニュアンスが際立ち、少量ずつ口に含むほど豊かな芳香を感じられます。

飲む前に手のひらで軽くグラスを温めるとアルコール成分が穏やかに揮発し、より複雑なフレーバーを味わえるので、試して常温との違いも楽しみましょう。

ストレートは度数が高めのため、初心者はチェイサーを用意して交互に飲むと安心です。

飲み口が強いと感じたタイミングにチェイサーで口直しすれば、余韻の変化を感じながら飲み疲れを防げます。

ストレートウィスキーの大きな魅力は、原酒の個性をダイレクトに受け止められる点です。

どのような樽で熟成されたか、どのような香味が隠されているかといったウィスキーの背景に想いを馳せるとより特別な1杯になります。

ハイボールで爽快感ある飲み口を楽しむ

ハイボールは、ウィスキーをソーダで割るシンプルなスタイルでありながら、炭酸の刺激や爽快な飲み口を楽しめる飲み方です。

ハイボールを作るときはウィスキーと炭酸を1:3または1:4程度の割合で用意します。

グラスに氷を入れ、ウィスキーを注いだ後にゆっくり炭酸を注ぐだけで作れて手軽。

初心者でも飲みやすい爽快感に加え、ウィスキーの香りや風味を損なわずに気軽に楽しめるため、暑い季節の一杯や食中酒としても相性が良いです。

柑橘類の輪切りやミントなどのハーブを加えるとフレーバーに変化をつけられ、季節やシーンに応じてカスタマイズできるのもポイント。

注ぎ方や炭酸の強さも味わいを左右する要素で、炭酸が弱い場合は甘みが強調され、強めならキレの良さが前面に出ます。

濃厚なコクを求めるときはウィスキーをやや多めに、かろやかな口当たりを楽しみたい場面ではソーダを増やすといった調整も可能です。

レモンやライムなどの柑橘を搾ると、酸味のアクセントによって味が引き締まり後味のキレが際立ちます。

ハイボールならではの組み合わせを試し、自分好みの配合を見つけて楽しみましょう。

トワイスアップでウィスキーの特徴を引き立たせる

トワイスアップはウィスキーと常温の水を同量ずつ混ぜ合わせる飲み方で、ストレートよりもアルコール感が穏やかになる一方、香り立ちが豊かになる点が特徴です。

水を加えるとエタノールの揮発具合が変わり、潜んでいたフルーティさやスモーキーなニュアンスを再発見しやすくなります。

度数の高さからストレートでは香りを十分に感じ取れない場合も、トワイスアップに切り替えるだけで印象が大きく変化します。

ウィスキー初心者は、ウィスキーと水を同量にせず少しずつ水を足して自分に合ったバランスを探りましょう。

香りを楽しむ飲み方なので、トワイスアップを作るときはワイングラスやテイスティンググラスが最適です。

適度に水を加えて感じられる香りやまろやかな口当たりを楽しみ、ウィスキーと向き合えるのはトワイスアップならでは。

トワイスアップであればレアなウィスキーも時間をかけて味わえるため、気になる商品を入手した際はぜひ試しましょう。