スマートショッピング

話題沸騰のIoTデバイス|アマゾンダッシュボタンを徹底調査!

57,218 views

dash

本日の記事(2016年12月5日に内容更新)は、アマゾンダッシュボタン(Amazon Dash Button)についてです。みなさん、アマゾンダッシュボタンというAmazonが提供しているサービスを、ご存知でしょうか?以前記事にも書きましたが、(以前の記事はこちら→Amazonの中で今後日本に登場するかもしれない新通販サービス10選)2016年6月現在日本ではまだサービス開始されていないサービスだったのですが、2016年12月5日に正式に日本でもサービス開始されました!

ざっくり言うと、このサービスはボタンひとつ押すだけで商品が届くという仕組みのものです。こんな簡単にお買い物できちゃうなんて、遂にアニメや漫画の世界の事が現実に起こったようなサービスですね。“IoT”という言葉が話題の近年、このアマゾンダッシュボタンは私たちの生活にどんな変化をもたらしてくれるのでしょうか?この記事では、そんなアマゾンダッシュボタンの登場から、製品の特徴、アマゾンダッシュボタンから読み取れるAmazonの狙い、メリット・デメリットなど様々な点から見ていきます。


アマゾンダッシュボタンの誕生

Amazon ダッシュボタン 仕組み ブランド

アマゾンダッシュボタンは、2015年4月4日に米国でサービス開始しました。このサービスについて、Amazonからアナウンスがあったのは、エープリルフールの前日だったみたいなので、アメリカ国内では、Amazonの一種のアメリカンジョークと捉えた方も少なくなかったそうです。確かにそう思ってしまうほど、夢のような商品ですよね。

実際に登場すると、厚さおおよそ2cmで、商品ブランドがラベルに大きく貼られている小柄でかわいらしい外見のボタンです。発売当初から現在に至るまでアマゾンダッシュボタンはとても注目されています。


アマゾンダッシュボタンってどうやって使うの?

Amazon ダッシュボタン 仕組み ブランド

そんな子供のおもちゃみたいなアマゾンダッシュボタンでどうやって日用品や食品などが買えるかを簡単にご説明します。

1:アマゾンダッシュボタンの注文

アマゾンダッシュボタンは、Amazonのサイトで他の製品を買うのと同じように500円で購入します。この購入時の価格の500円は、ボタンが届き、実際にボタンを押し、その商品の注文が完了するとAmazonから500円分のAmazonクレジットが付与されるので、アマゾンダッシュボタン自体は実質無料です。

2:アマゾンダッシュボタンの購入後の手順

アマゾンダッシュボタンを購入後、いくつかの設定をする必要があります。まず、お持ちのiPhoneかAndroidに最新のAmazonショッピングアプリをダウンロードします。そして、アプリ内のアカウント設定内にある、アマゾンダッシュボタンのセットアップの手順にしたがって、Wi-fiとパスワードを設定します。

その設定の次に、ボタンを押したときに注文される商品を決定します。以上で、設定が完了します。詳しくはAmazonダッシュのセットアップページを確認してみてください。

3:アマゾンダッシュボタンを押して設定した商品を購入

アマゾンダッシュボタンを押してみると、先ほど設定したスマートフォンに注文を受けたという旨の通知が来ます。仮に、その後数度連打しても、すでに注文は完了しているとの通知が届くだけなので、子供がいたずらで注文後連打しても大丈夫ですね。なお、もし一度注文してまた同じ商品を買いたいと思ったからはこのいたずら防止の機能をオフにすることができます。

注文ができてしまえば、あとはいつもアマゾンで商品を買うのと同じです。早ければその中に商品が届きます。配送完了後、また次の利用ができます。


アマゾンダッシュボタンのラインナップと売上ブランドシェア

Amazonダッシュボタン アマゾンダッシュボタン

アメリカのブランドラインナップ

まずは日本よりも先駆けてサービスを開始しているアメリカでのアマゾンダッシュボタンのラインナップを見てみましょう!

アマゾンダッシュボタンは、アメリカでの発売当初は20種類以下のラインナップでしたが、現在は、150種類以上の商品ラインナップがあります。発売当初、その商品ラインナップは、Tideなどの洗剤や、レッドブルなどの飲料など日常でよく消耗される手近な商品が多かったですが、現在は、おもちゃなど少しずつ商品のカテゴリを広げています。

さて、現在どんなブランドがアマゾンダッシュボタンを利用して購入されているのか気になりますよね?1010dataにおける、2015年5月ー2016年1月のブランドごとの売上シェアは以下の通りになります。

ブランド 売上シェア(%)
P&G 31%
Kimberly Clark 14%
Clorox 11.7%
Pepsi co 7.5%
SC Johnson 5.5%
Kraft Heinz 5%
Reckitt Benckiser 4.3%
Amazon 4.1%
Coca cola 3.7%
Wellness 2.6%

以上のようになりました。やはり、Tideなど市場シェアが高いものをもつP&Gは、アマゾンダッシュボタンの売上シェアも高いです。2位のKimberly Clark(キンバリークラーク)、3位のClorox(クロロックス)は日本ではなじみのないブランドですが、Kimberly Clarkは、健康・スキンケアの会社、Cloroxは、1位のP&G同様洗剤を主に扱っている会社になります。他にも、JohnsonやCocacolaなど洗剤や化粧品や飲料が多いですね。

こうして見てみると有名なブランドの売り上げシェアも大きく、アマゾンダッシュボタンでの買い物が増えていそうに見えるのですが、米ウォールストリートジャーナル誌が以前アマゾンダッシュボタンについて記事にした中で引用されたSlice intelligenceのデータによると、現在、2016年3月にアマゾンダッシュボタンを購入した人の50%弱の人しかアマゾンダッシュボタンを日常で利用して商品を発注していないみたいです。

その指摘について、Amazon側は、過去3か月において、アマゾンダッシュボタンを日々利用している人達の注文回数自体は2倍に上がっていて、全体でも70%の注文数の増加があり、今後も利用者も増加する見込みがあると主張しています。

実際のところどうなのかはAmazonしかわかりませんが、アメリカで起きたことはおそらく、アマゾンダッシュボタンのサービスが開始されたころはその話題性から多くのユーザーがボタンを購入をしたものの、その後は一過性で興味を持ったユーザーの利用がなくなってしまったのではないかと推測されます。一方、アマゾンダッシュボタンの便利さの虜になってしまったユーザーはこれまで以上にAmazonでの買い物が増えていることが予想されますので、Amazonの主張はそれはそれで正しそうなだと思います。

気になる日本のブランドラインナップは?

Amazon ダッシュボタン  ブランド

日本でのサービス開始日の2016年12月5日現在、アマゾンダッシュボタンで注文できるブランドは42個となっています。ブランド数アメリカの開始当初よりも多いですね。アメリカでの実績もあり、日本のメーカーの賛同を得られやすかったためでしょう。

エビアン・南アルプスの天然水といった飲料、フルグラなどの食品、レノア・アタックなどのトイレタリーまで主要なブランドは幅広く取り扱っているようです。アメリカはサービス開始から徐々にブランド数を増やしていきましたので、日本でも続々と新しいブランドが追加されると思われますので、まだ自分が普段使っているブランドがないからといってあきらめずに、今後のアマゾンダッシュボタンの動向にも注目してください。


アマゾンダッシュボタンのメリット・デメリット

Amazonダッシュボタン アマゾンダッシュボタン

色々便利そうなアマゾンダッシュボタンですがメリット・デメリットはなんでしょうか?アメリカでのレビューを元に、以下に列挙してみました。

メリット

  • ボタン押すだけなので、手間がない
  • 定期購入より、在庫を抱えるリスクが少ない。
  • 後で頼もうと思って、忘れるといったリスクがない。
  • など

デメリット

  • ふつうに注文しても、数分で終わるのでボタンをわざわざ買って設定するのが面倒
  • 定期購入のほうが安い
  • ラインナップがまだ少なく、一部をボタンで、一部でサイトで買うのがめんどくさい
  • 結局、子供がいたずらする
  • 購入の都度、値段を見て買うことが出来ない
  • わざわざ一つの種類の商品だけが梱包されて送られてくるのは少しおおげさ
  • 同じブランドだとボタンが同じなので、注文を間違えた

  

などです

以上、メリット、デメリットを挙げました。価格はあまり気にせず、特に配送の部分でのメリットだったり、買い物がめんどくさい人にとってみるとアマゾンダッシュボタンはこれまでになかった素晴らしいサービスであることには間違いないですが、実際に使うとなると、便利な反面、自分が使ってるブランドがなかったり、設定が面倒になってきたりするのも事実です。


アマゾンダッシュボタンを自分でプログラム!?

アマゾンダッシュボタン

まだ日本ではサービス開始はしていませんが、Amazonは、アマゾンダッシュボタン以外にAWS IoT buttonというものも販売しており。それは、アマゾンダッシュボタンと異なり、自分で押したときに届く商品を決めることが出来るという点です。2015年5月に発売開始され、即時売り切れ、2016年7月も3か月待ちという爆発的に人気の商品です。

プログラムと言われると、なんだか難しい印象がありますが、Amazon曰く、20行以下の簡単なコードを書くだけでOKとのこと。この商品を利用して、具体的に何かの製品だけではなく、”クリエイティブな人材を24時間以内に派遣する”といったユーモラスなサービスもできるみたいです。このように、AWS IoT button応用すれば色んなサービスの発注が簡単に出来ますね。

出典:aws.amazon.com(AWS IoT ボタンページ)

出典:amazon.jp(AWS IoT ボタンページ)


ちょっとアマゾンのホームページを調べてみたら、AWS IoTボタンの日本語のページができていました。リコモンとして使ったり、タクシーやデリバリー食品のオーダーに使ったりと様々な用途として利用できることがうたわれています。これは魅力的な商品だなと思い、買ってみようと「いますぐ購入する」を押してみると・・・

アメリカのサイトに飛ばされてしまいました。。。

日本語のサイトはできたものの、まだ日本では販売されていないということなんですね。ただこのボタンのIoTプラットフォームとしての利用価値はとても高そうで、今後いろんなベンチャーや企業などがこのボタンを使った新サービスを作っていくことになるでしょう。その動向にも注目です。


アマゾンダッシュボタンを通じてのAmazonの狙い

Amazon ダッシュボタン 仕組み ブランド

アマゾンダッシュボタンを使ったビジネスは今後どのように展開していくのでしょうか?Amazonは、当然ですがハードで稼ぐことが狙いではなく、Prime会員の継続率向上に向けた囲い込みや顧客単価の増加を狙っているでしょう。ただ、ボタンを利用した注文があっても、洗剤や飲料などは無くなりそうになってやっと注文するものですから、アマゾンダッシュボタンがあるからといって、単価も安い商品ですし、急激に売り上げが増えることはないでしょう。では、Amazonはどうしてアマゾンダッシュボタンを導入したのでしょう?

それには、DRS(Amazon Dash Replenishment Service)というものが関係してくるとスマートショッピング編集部では考えています。このサービスは、アメリカで2016年1月にリリースされました。これは、アマゾンダッシュボタンとほとんど同じコンセプトの商品で、わざわざ手動で注文しなくても簡単に注文できるようなサービスです。

異なる点は、なくなりそうな時にボタンすら押す必要なく自動で注文されることが出来る(通知が来て、手動で注文する方法もあります。)。そして、対象商品が、GE(ゼネラルモーターズ)社の洗濯機やサムスン社のレーザプリンタ、他にもコーヒーメーカーや浄水器など家電製品が中心です。すべて自動化されていて、単価もある程度高いので着実な収益が見込めるという点があります。したがって、アマゾンダッシュボタンはDRSを本格的に導入するための実験であるという見方もできます。


アマゾンダッシュボタンは日本で普及するのか?

アマゾン アメリカ 日本

色々見てきましたが、アマゾンダッシュボタンはこれまでになかった明らかに画期的なサービス。2016年7月上旬にこのオリジナルの記事を書いていた際には、これだけアメリカで普及し始めている状況を見るともしかすると日本に来る日もそう遠くないと思っていましたが、実際にこのスピード感でサービスが開始したのには少し驚きました。

他国に比べて価格にセンシティブな日本人に受け入れられるかは注目していきたいポイントではありますが、ガジェット好きの側面を持つ日本人ですから発売当初の普及率は意外に高いかもしれません。まずはその後の普及率を決めるのはバグや配送トラブルでしょうから、スムーズなサービスの立ち上がりを期待しています。

➡️次のページ アマゾンダッシュボタンを実際に使ってみた!

通販定番の日用品・食品

  • 水・ミネラルウォーター

    水・ミネラルウォーター

  • お茶ペットボトル

    お茶ペットボトル

  • コーラ・炭酸

    コーラ・炭酸

  • ノンアルコール飲料

    ノンアルコール飲料

  • スポーツ・エナジードリンク

    スポーツ・エナジードリンク

  • 果汁・野菜ジュース

    果汁・野菜ジュース

  • コーヒー豆・粉末

    コーヒー豆・粉末

  • インスタントコーヒー

    インスタントコーヒー

  • お茶・中国茶

    お茶・中国茶

  • 米

  • カップラーメン

    カップラーメン

  • レトルト

    レトルト

  • パックごはん

    パックごはん

  • チョコレート

    チョコレート

  • シリアル

    シリアル

  • 粉ミルク・ベビーフード

    粉ミルク・ベビーフード

  • 発泡酒

    発泡酒

  • ビール

    ビール

  • チューハイ・ハイボール

    チューハイ・ハイボール

  • 第三のビール・梅酒

    第三のビール・梅酒

  • ボディソープ・石鹸

    ボディソープ・石鹸

  • 髭剃り

    髭剃り

  • サプリ・健康食品

    サプリ・健康食品

  • 洗濯洗剤

    洗濯洗剤

  • トイレットペーパー

    トイレットペーパー

  • ティッシュ

    ティッシュ

  • シャンプー

    シャンプー

  • おむつ

    おむつ

  • ビタミン剤

    ビタミン剤

  • ペット用品・犬

    ペット用品・犬

日用品・食品の全カテゴリ