安い・激安の野菜ジュース・フルーツジュース

野菜ジュース・フルーツジュースを安く買うために

日頃、特段気をつけず口にしている「ジュース」という言葉。実はジュースにもその素材や味の違いによって大きく5タイプのドリンクに分かれています。

• フルーツの果汁だけで作った100%ジュース
• 果汁に他のフレーバー・栄養分を付加した果汁入り飲料
• トマトだけで作ったトマトジュース
• バランスよくいろんな野菜をミックスした野菜ジュース
• 野菜と果物の両方を混ぜた野菜＋果物ミックス

各タイプの平均相場

15年11月現在、100%ジュースの1リットルあたり平均価格は1,100円/l、果汁入り飲料で700円/lです。ただし、これはオーガニック系のジュース、高級なマンゴージュース、ざくろジュースが含まれているからで、通常のジュースだけで見ると100%ジュースが500円/l、果汁入り飲料が300円/lが平均的な相場のようです。他にはネクターが300円/l、トマト・野菜ジュースが510円/l、野菜・果汁ミックスが570円/lが、平均的な1リットルあたりの値段です。ちゃんとしたジュースだと500円/l、清涼飲料水に近いと300円/lが目安でしょうか。買い物をする際には是非覚えておきたい数値です。

売れ筋商品の最安値

まずはフルーツジュース系から。15年11月現在、とにかく安い100%ジュースは、ペットボトルだとバヤリースのオレンジブレンドシリーズ1.5lボトルが183円/l・274円、チルドパックだとセブンプレミアムの100%オレンジ1lが166円になります。バヤリースのオレンジブレンドは、安いのに、りんご・ブドウもブレンドされたハイクオリティなホテル並みの味わい評判も上々です。甘さと酸味が抜群のバランスになっていて世界的に売れている、トロピカーナのオレンジ330mlペットボトルだと255円/l・1本84円。日本のみかんジュースの代名詞、ポンジュースは1lボトルが238円。ちなみにポンジュースはオレンジジュースではなく、オレンジと温州みかんをブレンドしてあの独特の味わいを出しているのでした。100%ではない果汁ジュースだと、超有名ブランドが並びます。定番のバヤリースオレンジ・アップルともに1.5lボトルが111円/lの1本166円、やはり100%ジュースよりは半額近い値段で買えます。なっちゃんも同様の価格帯でりんご・ぶどうの1.5lボトルが115円/lの1本173円。手軽にジュースの味を楽しむ上ではオススメです。水と果物の両方の素材にこだわった小岩井ブランドだと若干は高くなり、代表的なりんごジュース1.5lが135円/lの1本203円が最安値になっています。

つぎに野菜ジュースを見てみましょう。トマトといえばカゴメ。とにかく安いカゴメトマトジュースだと食塩無添加の720mlボトルが247円/lで1本178円で買えます。高リコピントマトで有名なカゴメだけに品質が高いものも試してみたいもの。カゴメ リコピンの力だと200mlパックが412円/l、82円/本が最安になります。野菜ジュースだと、1本で1日分の野菜をバランスよく、といったシリーズが多いです。1日分の野菜は900gボトルが255円/l・1本229円〜 野菜一日これ一本だと720mlボトルが307円/l・1本221円〜手に入れることができます。最後に飲みやすさが定評な果汁・野菜ミックスだと充実野菜と野菜生活の一騎打ち。飲みやすさを追求している上で安いのは充実野菜で、定番の緑黄色野菜ミックス930mlボトルが188円/l・1本175円で買えます。素材にもこだわりつつ飲みやすくしたのが野菜生活で720mlボトルが245円/l・1本176円〜。

あなたが愛用しているジュースはいくらでしょうか？最新価格はそれぞれの商品の詳細ページでご確認ください。

野菜ジュース・フルーツジュース通販で賢い買い方

ジュースというと、果物や野菜を絞ったドリンクで、毎日飲まれる方も多いのでは。果物だけを使った果汁ジュース、あとは野菜だけか野菜＋果実の野菜ジュースに大きくは分類されています。単純に美味しいから飲むという場合もあれば、生の野菜・フルーツをとる余裕は無いけど美容や健康のために栄養を摂りたいという目的で飲む場合もあるのではないでしょうか。

1. 市販のジュース vs 手作りジュース

家にジューサー・ミキサーを購入して、手作りでジュースを作るのが栄養素を壊さないからいいという話はよく聞きます。市販のジュースだと酵素やビタミンCが壊れていると。

それは真実ではありますが、果たして健康のために、手作りジュースを毎日作って飲むほど、現代人は暇でしょうか？手作りジュースといっても、飲めるレベルの味で、栄養素を落とさず作るには細心の注意が必要です。まず、きちんとしたレシピや下準備なしに作ると繊維だらけでまずいジュースができるのが関の山。さらには高速ジューサー・ミキサーだと、熱によって結局栄養素は壊れるため、高価な低速ジューサー（スロージューサー）を買う必要があります。そこへ当然ですが、生フルーツ・生野菜を買ってくる手間、皮をむいて下準備する手間、作った後でジューサーを丁寧に洗い上げる手間、が加わります。かなり意識の高い方でないと継続できないでしょう。要は、手作りジュースと簡単には言いますが、飲み続けるハードルが高すぎるのです。バランスよく栄養を取ろうと思うと、いろんな種類の生野菜を揃える必要もあります。

まずは何事もきちんと継続できることが大切。スマートショッピングは、そこまで手間をかけるなら、普通に果物や野菜を日々の食事の中に取り入れる量を増やしたほうが早いと考えています。手間をかけられない大半の方は、フルーツそのもの野菜そのものの栄養素を再現することは諦め、手軽に栄養補助として市販のジュースを飲むのがよいでしょう。ビタミンCに関しては、ジュース製造の過程で人工的に付加してそれなりの量を取れる商品も多いです。どうしてもビタミン・酵素にこだわるならサプリメントなど他の補い方もあると思います。

2. 果汁ジュースの選び方

果汁ジュースは、果汁100%ジュースと、そうでない果汁入り飲料ではそもそも別物です。

• 100%ジュースの中でも果物を搾ったままのストレートジュースが、一番おいしくフルーツそのものの風味を味わうことができます。が、値段はかなり高くつくことがほとんど。また流通する商品の幅にもかなり限りがあります。
• 市販の100%ジュースのほとんどは、運搬・保管コストをさげるために、一度濃縮した果汁を水で戻して作る濃縮還元タイプで、若干風味は失われますが値段が安いので重宝されています。栄養分についてもいろいろ言われていますが、こと果汁ジュースに関してはストレートでも濃縮還元でも大差ありません。
• 果汁入り飲料は、フルーツっぽい味さえありますが別物で、レビューラーコーヒーと缶コーヒーくらい違うものと捉えておきましょう。バヤリースなどのあっさりした独特かつすっきりした味わいは100%ジュースでは味わえないものです。

あとはフルーツの種類を選ぶことも大切です。もうこの味のフルーツが好きだという方は迷う必要はありませんが、ダイエットなど特定の目的がある方はきちんと見極めたいところです。

• オレンジジュースは、味もおいしく、フルーツジュースの王様です。オレンジといえばビタミンC。お肌が気になる方にとっては最適なフルーツです。
• グレープフルーツジュースは、あの苦い味が苦手な方もいますが、ナリンギンというポリフェノールが含まれているため、抗酸化作用が見込めます。また、最近注目度が高いクエン酸を豊富に含んでいるのも特徴で、疲労回復にも効果があります。
• グレープジュースも、含まれるポリフェノールの抗酸化作用により善玉コレステロールを増やし、血流を良くしてくれます。ワインが適量であれば健康に良いと言われる所以です。
• アップルジュースは、飲みやすさに加え、食物繊維を多く含んでいるため、お腹の調子が気になる方には最適です。
• パイナップルジュースは、たんぱく質の分解を促進するブロメラインのおかげで、ダイエットに向いたフルーツです。

3. 美容効果で注目のザクロジュース

ザクロには肌に優しいビタミンC、抗酸化作用のあるニカランジンをはじめ、美容によい成分を多く含んでいるため人気が出てきています。中でも特に話題を呼んでいるのは、植物性エストロゲンという成分です。エストロゲンは女性の卵巣から分泌するホルモンで、女性らしさの核になるもので、それに似たものが自然界で見つかったということで話題になりました。摂取することで、生理不順・更年期障害などのトラブルを解消する効果があります。また、ホルモンバランスがよくなるため、髪が元気になったり、バストアップなど女性としての魅力アップにもつながる嬉しい効果もあるようです。

エストロゲンはザクロの種に含まれているため、きちんと種子を含んだジュースを選ぶことが大事です。また、産地によっても栄養価が変わってきますが、イラン産の黒ザクロやカリフォルニア産のザクロは質が高いと評判です。

4. 野菜ジュースの選び方

野菜ジュースもその素材によって大きく3つに分かれています。

• 一番に思い浮かべるのはトマトジュースですね。リコピンの抗酸化作用（アンチエイジング効果）を期待して、美容・健康に意識が高い人によく飲まれるようになり、再ブレイク中です。トマトジュースを選ぶ際には、なるべく食塩無添加なものがベターですし、トマト自体の品種・熟れ方にこだわった美味しいものも出てきているので、飲み比べてみるのも楽しいと思います。
• 野菜ミックスはもう少しバランスよく栄養を摂取できるように、いろんな野菜をブレンドしたもので、ベースは人参（ニンジン）のことが多いです。野菜ジュースは栄養素が全てないから意味がないとの過激な意見も目にしますが、熱で失われるビタミンは後から付加されることも多いため、食物繊維以外はきちんと摂取できます。摂れない分もありますが、それは生野菜は食事の中で取り入れることで補うとして、あくまで栄養補助と考えるなら十分飲む意味はあるでしょう。
• 野菜＋果物のミックスは、果物によって飲みやすさが倍増しています。飲みにくくて続かないよりは、やはり続けたほうがよいので、野菜ジュースの味がどうしても無理な方にとってはいい選択肢になるでしょう。

最後に、野菜ミックスでも配合された野菜の色合いによって、摂取できる栄養が変わります。赤色系はトマトジュースですが、それ以外のものに関してチェックしておきましょう。

• 緑系の野菜ジュースは、ブロッコリー・パセリなど緑の野菜をミックスしたもの。色素でもあるクロロフィル（葉緑素）が血を作る作用があるため、寝不足・貧血気味の方にはよいでしょう。
• 黄色系の野菜ジュースは、人参・かぼちゃなどオレンジ・黄色系の野菜をミックスしたもの。含まれるβカロチン（ベータカロテン）が、がんの予防や皮膚の強化に役立ちます。
• 紫色系の野菜ジュースは、紅芋（紫芋）・赤シソなどをミックス。含まれるアントシアニンがポリフェノールの一種で抗酸化作用が期待できます。

5. 通販で賢くジュースを買うコツ

ジュースは水やお茶と比べて単価が高くなるので、単品でも送料無料になることが多そうです。特に900mlの12本セット、200mlでも24本入りでまとまった単位で買えるなら、無駄な送料を払うことは少ないでしょう。ペットボトルのものであれば、置き場所には困らないはず。ベランダでも軒先にでもなんとかスペースを見つけてまとめ買いしてしまいましょう。それより小さな単位で買う場合には、他のアイテムを組み合わせることになりますが、健康を気にされるのであればジュースで取れない栄養素を補うサプリメントなどを一緒に買うとよいのではと思います。

ここからは裏技です。野菜ジュースに牛乳・豆乳を混ぜると、まろやかな味わいになる上、さらに栄養分を追加することができるという裏技があります。そのため、牛乳・豆乳などを合わせて買うことで、送料無料にしてしまうというのもスマートな買い方になるでしょう。また、飲みにくい青汁をジュースに混ぜるのも一部の通の間では使われている方法です。これを機に栄養分たっぷりの青汁にも手を出してしまうのも一手でしょう。