安い・激安のスプレッド・ジャム

スプレッド・ジャム通販で賢い買い方

パンに塗ったり、おやつ・デザートや料理、飲み物に使うはちみつやジャムはたくさんの種類が販売されており、何がどう違うのか、目的に合わせて何を選べば良いのか、わかりにくいと思います。スーパーに行って各商品のパッケージや原材料、中身を見比べてみて買うのも良いかもしれませんが、豊富な種類の中からじっくり吟味して選んだり、ご自身のお気に入りの商品を繰り返し購入するのであれば、通販を活用しない手はありません。

今回は、そんなはちみつやジャムについて、選び方や意外な効果、美味しい食べ方・アレンジレシピをご紹介します。

1. はちみつの選び方・効能・美味しい食べ方

はちみつと一口に言っても、その作り方や採取する花には数多くの種類が存在し、種類によって味や香りが大きく異なったり、効能も変わってきます。

また、はちみつは、ビタミン・ミネラルが含まれていたり、抗菌作用があることも有名ですね。喉が痛い時に、はちみつを舐めると効果があるという話も聞いたことがあると思います（実際、お湯等で薄めるのではなく、直接舐めることで抗菌作用が最大限発揮されます）。花によるはちみつの分類を紹介する際に、各はちみつが持つ代表的な効果も合わせてご紹介します。

<加工処理による分類>

加工処理によりはちみつは大きく3つに分かれます。

• 純粋はちみつ：加工処理を一切行わない天然のはちみつ。ミツバチが花蜜の水分を自身で蒸発させて水分含有率が23%以下になったもの（国内産の場合。国外産は20％以下）
• 加糖はちみつ：水あめや液状糖を加えたはちみつ。
• 精製はちみつ：減圧釜や加熱によりはちみつの色・匂いをとったもの。

甘味料としてはちみつの風味を楽しむのであれば、加糖はちみつや精製はちみつでも全く問題ありませんが、はちみつの持つ効能や栄養を十分に享受したい場合は純粋はちみつをお勧めします。加熱や糖を加える過程ではちみつの栄養分が破壊されてしまうからです。

また、純粋はちみつと書かれていても加熱処理や甘味料が含まれているものもあるので、注意が必要です。完全に見分けることは困難ですが、見分け方の方法として、純粋はちみつは、①透明度が低くて濁っている、②温度が下がると固まる、③逆さにすると細かい泡が立つ、④公正取引マークが付いている、⑤紅茶に入れると黒っぽく変化する、点に注意をすると良いです。

<花の種類と美味しい食べ方、効能>

以下に代表的な花の種類と取れるはちみつの特徴を書きました。トチまでが国産の代表的なはちみつの花で、タイムとマヌカは健康効果が高いとされているはちみつです。花によりはちみつの味も風味も異なり、料理等との相性も異なります。そのため、お勧めの使い方も合わせてご紹介します。

実際は、ここにあげた花以外にも実に多数の花があるのですが、紙面の関係上割愛させていただきます。興味のある方は、ネットでも多数紹介されていますので、調べてみて、可能なら実際に味見をしてみて選ぶようにすると良いでしょう。

• レンゲ蜜：国産はちみつの中で最も癖がなく、上品な味・コク、まろやか・ソフトな舌触りが特徴です。また、色も淡いです。日本で一番人気であり、はちみつの王様と呼ばれています。癖がないので、様々な料理・飲み物と相性が良いですが、肉・魚料理に入れて、具材を柔かくし、甘さとツヤを出すのがオススメの利用法です。利尿促進、便秘解消に効くとされています。
• アカシア蜜：こちらも日本での人気が高く、はちみつの女王と呼ばれています。癖がなく、上品で、後味がすっきりしており、食べやすいため、万人うけするはちみつとも言えます。また、通常、はちみつは固まりやすいのですが、アカシア蜜は気温が下がっても固まりにくく使い易いのが特徴です。ミルクや紅茶に入れたり、パンにつけたりとそのまま使うことをお勧めします。解熱、整腸効果、便秘解消効果があるとされています。
• クローバー蜜：人気の高いはちみつですが、生産量が少なく、一部の国では最高級とされているようです。淡い色と上品な香り、癖のない味が人気の理由です。こちらもどんな料理にも合いますし、紅茶に入れて飲むのも良いでしょう。
• ナタネ蜜：菜の花から取れるはちみつです。独特の濃厚な味、ザラザラした食感、大根を連想させる匂いが特徴で、好き嫌いが分かれるかもしれません。また、最も固まりやすいはちみつの一つです。食パンに塗ったりすると、独特の食感を楽しめて、美味しくいただけます。
• ミカン蜜：柑橘系の酸味と酸っぱい強い香りが特徴です。味は甘酸っぱくさっぱりとしています。香りが強いため、紅茶に入れると美味しいです。また、トーストやヨーグルトと合わせても美味しいです。便秘解消や、胃の調子を良くしたり、咳止めの効果があります。
• トチ蜜：マロニエとも呼ばれます。特有の強い香りがあるものの、ソフトな甘味とさっぱりとした後味が特徴です。コーヒーや紅茶、ヨーグルトに入れたり、おかし作りや煮物にも向いています。スキンケア効果があるとされています。
• タイム蜜：ハーブであるタイムから取れるはちみつで、咳止めや整腸効果が高いとされているはちみつです。しっかりとした甘みの中にも、少し酸味があり、香り豊かです。塩気の強いチーズとの相性が良いほか、紅茶やホットミルク、ギリシャヨーグルトとの相性も良いです。
• マヌカ蜜：健康食品としても注目されている、ニュージーランドにのみ生息するマヌカという植物の花から採れるはちみつです。ビタミン、カルシウム、ミネラルを豊富に含んでいますが、強い抗菌・殺菌効果が強いことで有名で、虫歯・口内炎の予防や回復、胃腸の調子を整える効果があります。UMF（殺菌・抗菌効果を数値化したもの）、MGO（殺菌・抗菌効果成分の含有量）の数値が書かれている商品が多いですが、UMF=10、MGO=100以上のものが効果が高いとされています。

2. ジャムの選び方のコツ

様々な果物や製法で作られているジャムは、昔懐かしい味のものからこだわりの製品まで、数多くの商品が販売されています。また、製法や原材料により値段も様々です。

ジャムやマーマレードを使う用途により、購入したいものも変わってくると思いますが、ジャムの製造方法に着目し、用途・目的にあった商品を購入するためのポイントを簡単にご紹介したいと思います。

• ジャムの主な原料は果実と砂糖ですが、どれだけ原料として多くの果実を使っているかがジャムの品質を決めます。
• ジャムは糖度が40%以上である必要がありますが、果実の割合を多くすればするほど、果実を煮詰めて水分を飛ばし、果実部分の重量を下げる必要があります。例えば、果実100gに対して砂糖を50g加えるすると、果実を半分になるまで煮詰める必要があります。そのため、手間がかかり、果実１つあたりから作れるジャムの量は少ないですが、果実の持つ味と香り、またジャムをゼリー化するために必要な成分であるペクチンも果実自体から取れるもので十分賄うことができます。
• 一方、一つの果実からたくさんのジャムを手間をかけずに作るには、果実に対して加える砂糖の量を多くすれば良いわけです。例えば、果実100gに対して砂糖を40g加えるすると、果実を60gになるまで煮詰める必要がありますが、果実100gに対して70gを加えれば煮詰めることなく糖度41%のジャムが出来上がります。しかしその場合は、ジャムには入っている果実の割合が小さくなるため、香りや色をつけるための香料や着色料が、不足するペクチンを補うために酸味料やりんごペクチンを使う必要が生じます。
• 以上を見ていただくとご理解いただけると思いますが、一般的には、食品表示を見て、香料、着色料、酸味料、りんごペクチンが含まれていなければいないほど、手間暇をかけて作られた果実が凝縮された高品質のジャムということができます。「昔の給食で食べたような味が食べたい」という場合には香料・着色料・酸味料が比較多めに入った安価なジャムを、高品質なものが食べたい」時はできるだけ不純物の入っていないジャムを選ぶよう心がけていただければと思います。ただし、表示が「砂糖、果実」の順の場合には加工前の段階で砂糖の方が重量が重いことを意味し、ほとんど果実が入っていないため、注意した方が良いでしょう。

3. 通販で上手に買うには？

ジャムもはちみつも瓶詰めのものが多く、持ち運びが大変ですよね。特に、家族が多かったり、ジャムやはちみつが好きで何種類も常備されるような方の場合、大きめのものを複数購入すると、持って帰るのが意外と大変だった経験はあると思います。ジャム・はちみつは、その糖分の多さから賞味期限は長く、2~3年程度のものが多いです。そのため、「お気に入りのものがある」、もしくは「何種類かを比較しながら試してみたい」という方は、通販で購入するのがオススメです。

ジャムもはちみつも200~500円程度で買えるものもたくさんありますが、こだわりの商品では1000円もしくはそれ以上の価格帯でもよく売れている商品があります。そのため、そういった高価格帯の商品を一つでも入れれば、2~4個程度買えば送料は無料になります。割安な商品を数個しか買わないため、送料無料まで金額が到達しないという場合には、ティッシュ・トイレットペーパー等の比較的頻繁に購入する必要のある生活必需品と合わせて買うのが良いでしょう。