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ベビーフード・ミルク通販で賢い買い方

ベビーフード・ミルク

母乳が出にくかったり、お母さんの育児休暇が短い場合等、粉ミルクが必須になってきますね。そうでなくても、外出や留守にするときに家族や親戚に預けたり、母乳が突然出なくなったりすることもあるでしょうから、粉ミルクなしで乗り切る、というのはあまり現実的ではないと思います。

また、赤ちゃんが母乳ばかり飲んでいると、母乳しか飲まなくなってしまいますが、赤ちゃんが粉ミルクに慣れていることで、お父さんとの分業がやりやすくなったり、他の人に任せやすくなったり、飲んでいる量が目ではっきりわかったりと、様々なメリットがあります。

後ほど詳しくご説明しますが、成分が大きく違わない一方で、価格は大きく異なります。また、まとめ買いするにも重いので、通販でまとめ買いをするのにぴったりの商品と言えます。

粉ミルクの最安値比較はこちらをご覧ください。


1. 粉ミルクの違い・選び方のポイント(9ヶ月未満対象)

ほとんどどの家庭でも検討されるのが、新生児から9ヶ月未満の時期に見るミルクだと思います。主要製品は6つもあり、成分や価格も異なるので悩ましいところです。ただし、成分が異なるといっても、主な成分は、厚生労働省の「母乳及び乳児用調製粉乳の成分組成と表示の許可基準」によって定められているため、大差はありません。この基準を満たしながら、各社がミルクの作りやすさ、風味、価格設定、追加的な成分、等で差別化を図るべく商品開発を行っているのが実情です。

では、粉ミルクを選ぶ上での基準は何なのでしょうか?これは、筆者自身の経験、周りの子育て夫婦の意見を集約した独自の優先順位ですが、大体、次のような順番と認識しています(当然、人によって意見は変わりますのでご了承ください)。

  • 子供がよく飲んでくれるかどうか:成分に大きな差がない以上、飲んでもらえないと意味がありません。風味が赤ちゃんの好みに合うかどうか等に影響されやすく、試供品等で試してみるしかありません。
  • アレルギーがあるかないか:親が乳製品にアレルギーがある場合、赤ちゃんの様子がおかしい場合は過ぎに医師にご相談の上、アレルギー予防用・アレルギー疾患用ミルクを選ぶと良いでしょう。
  • 便の状態:便秘・下痢等。赤ちゃんのお腹との相性が分かります。
  • 追加的な成分:追加的な判断基準にはなりますが、目で見て分かりやすい部分はなりますし、各社が工夫を凝らしている部分です。
  • 作りやすさ:赤ちゃんの世話をしながら、抱っこしながら、外出先で、等々、出来れば作りやすい方が良いですね。割高にはなってしまいますが、図る必要のない固形タイプやスティックタイプの方が作りやすいので、外出用にはこういった商品を購入しても良いでしょう。特に、スティックタイプは1本あたり100ml(1部50ml)というものが多い一方で、固形タイプは1つで40mlでさらにそれを簡単に半分に割るため、細かい分量も作れ非常に便利です。
  • 価格:赤ちゃんには直接関係ないので、どうしても後回しになりがちですが、家計には影響があるので検討するポイントにはなるでしょう。

以上を踏まえ、以下より詳細について書きました。比較・検討の参考にしていただけると幸いです。


2. 9ヶ月未満向け主要粉ミルクに含まれる成分

どのメーカーの商品も大部分の成分は似通っていて、母乳に近い量が含まれていますが、一部の成分は商品によって異なります。以下では、何が共通で、何が共通でないのか。また、商品の差別化要因である成分は、それぞれどのような働きがあるのかまとめました。

この項はややマニアックなので、一旦飛ばしていただき、「3. 主要製品の比較」を読んでいただいて構いません。

<母乳も粉ミルクも共通の成分>

  • 次にあげる成分は程度の差は若干あるものの、母乳にもどの粉ミルクにも含まれており、基本的には比較検討する際のポイントにはなりません。
  • 共通して含まれる成分:厚労省の定める三大栄養素や主要成分、ヌクレオチド、葉酸、DHA、タウリン、オリゴ糖、β-カロテン

<母乳に含まれる一方、主要製品全てには含まれない主な成分>

以下の成分は、商品により含まれていたり含まれていなかったりするので、比較の際に参考にしてください。

  • アラキドン酸:ARAとも書かれていることがあります。DHAと同じく必須脂肪酸であり、脳の発達に重要な働きをしています。DHAとともに働くことで相乗効果があります。
  • ラクトアドヘリン:糖タンパク質で、成長に大事な成分です。
  • シアル酸:菌やウイルスと結合することで、赤ちゃんの消化器官(腸など)からの感染を防ぎます。
  • ラクトフェリン:母乳、特に初乳に多く含まれる糖質タンパク質で感染防御機能があります。
  • セレン:抗酸化作用を持ち免疫力を高めるほか、老化やがんを予防します。カツオ、イワシ、玄米に多く含まれます。
  • ガングリオシド:母乳以外にも脳や神経組織に多く含まれ、記憶力・集中力を高める効果を持ちます。
  • シスチン:アミノ酸の一種で、髪や皮膚、爪を作るたんぱく質の原料になります。

3. 主要製品の比較

各商品の特徴と価格帯(2016年1月時点)をご紹介します。

<明治 ほほえみ>

  • 価格(100g):277円(大缶2箱)、285円(固形)
  • 特徴:お手軽で衛生的な固形タイプ(「らくらくキューブ」)があるため大人気となっています。実は、固形タイプがあるのは明治のみであることが挙げられます。そして、単価も大缶とほとんど変わりません。成分としては、DHAと相乗効果のあるARAが含まれているほか、日本で唯一抗酸化作用のあるセレンを含んでいます。

<和光堂 はいはい>

  • 価格(100g):209円(大缶)、355円(スティック)
  • 特徴:広告宣伝費をあまりかけておらず、雪印ぴゅあと最安値を争う価格帯です。しかしながら、ラクトフェリン、DHAは主要製品の中で多く含む部類に入り、お買い得な商品です。

<森永 はぐくみ>

  • 価格(100g):236円(詰替用)、254円(大缶2個)、361円(スティック)
  • 特徴:産院での使用率が高いことから、そのまま使われるパターンが多いです。ARAを含んでいますが、DHAとARAを共に含むのは、ほほえみとはぐくみの2商品だけです。また、感染予防効果のあるラクトフェリンが含まれています。また、オリゴ糖自体の量は他製品より少ないのですが、3種をバランスよく配合しているからか、便秘が改善されたという声があります。

<雪印メグミルク ぴゅあ>

  • 価格(100g):207円(大缶)、354円(スティックタイプ)
  • 特徴:はいはいと同様、広告宣伝費を抑えていることから、お手頃な価格です(現在最安値)。ラクトフェリンに加え、成長を促進するタンパク質であるラクトアドヘリンを多く含んでいます。

<ビーンスターク すこやか>

  • 価格(100g):265円(大缶2缶)、470円(スティック)
  • 特徴:感染予防の効果の有るシアル酸、脳機能を高めるガングリオシド、この二つを唯一含んでいる商品です。また、オリゴ糖の量は主要製品の中で最も多いです。

<グリコ アイクレオ バランスミルク>

  • 価格(100g):339円(大缶2缶)、405円(スティック)
  • 特徴:β-カロテンが他商品に比べてもかなり多く入っており、黄色がかった色をしています。β-カロテンは必要に応じて体内でビタミンA(抗酸化作用、感染予防、成長、視力維持等)に変わるため、過剰になることもありません。また、ナトリウムの量は母乳と同じになっています。さらに、原材料にこだわることで、味や香りを母乳と限りなく近くしようと試みている商品になります。尚、本製品は粉ミルクの中では唯一関西エリア(兵庫県)で製造されています。

以上、見てきましたが、もちろん赤ちゃんとの相性が第一ですが、その次の基準として、価格で選ぶなら「ぴゅあ」か「はいはい」便利さで選ぶのであれば「ほほえみ(キューブ)」、成分を重視するなら6品の中から選ぶ、といった買い方になるでしょう。


4. 他のタイプの粉ミルク

最も普及率が高いのはこれまでに紹介した9ヶ月未満向けの粉ミルクですが、ペプチドミルクやフォローアップミルク、アレルギー疾患用粉ミルク等が売られています。紙面の都合上詳細に書くことはできませんが、簡潔にご案内いたします。

<ペプチドミルク>

  • 位置付けとしては、消化吸収の弱い赤ちゃん向けの商品です。タンパク質はアミノ酸が長く繋がって出来たものですが、それを短く切ったもの(ペプチド)を使用することで消化吸収をしやすくしています。森永から「はぐくみ」をベースにした「E赤ちゃん」が販売されています。
  • 価格帯は、大缶で100g当たり360円程度と割高です。

<フォローアップミルク>

  • 位置付けとしては、満9ヶ月から3歳児までを対象とした粉ミルクです。離乳食で不足しがつな栄養素を豊富に配合して、成長をサポートします。その他、三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物を成人が取る食事に近い比率にしています。フォローアップミルクは主要6社から販売されています。
  • 価格帯は、大缶で100g当たり165円から210円と9か月未満対象に比べて割安です。

<アレルギー疾患用粉ミルク>

  • 位置付けとしては、乳製品や大豆等に含まれるアレルギー原因物質を取り除いたミルクです。製品ごとに異なるので、医師に診てもらった上で商品を選んでいただくようお願いいたします。

4. 通販で上手に買うための留意点

9ヶ月未満向けの主要製品で見ると、大缶で最安でも1700円程度であり、パッケージあたり400円から500円程度のスティックタイプを合わせれば送料は無料にできます。しかしながら、一度相性の良いミルクが決まれば、手間をかけないためにも2~3缶をまとめ買いしてしまうのもアリだと思います。

しかしながら、やはり赤ちゃんとの相性が重要なので、最初は産院やベビーショップでもらえる試供品を比べ、赤ちゃんに最も相性の良い商品(飲みっぷりや便の状況等)をしっかりと見極めて下さいね。

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