安い・激安のトイレットペーパー

トイレットペーパーを安く買うために

生活必需品で、持ち運びも大変で通販で大人気のトイレットペーパー。実は様々なバリエーションがあり、目的に合わせて選ぶことでよりお得に、満足度の高い買い物ができます。そんなシンプルに見えて奥深いトイレットペーパーですが、安くショッピングするためのコツが3つあります。

最初にタイプ別の価格相場について。15年11月現在、シングルロールの1ロールあたり平均価格は60円/ロール、ダブルロールが50円/ロールになります。直感的にはシングルのほうが単位あたりで安くなりそうですが、先ほど説明した通り、全く同じ素材・分量を使っていて、単純にシングルは長く、ダブルだと短いだけなので、基本は同じ単価に収まります。それでもシングルのほうがお得なのは使用量が少なくなるため。スマートショッピングの平均値で、シングルが若干高くでてしまっているのは、業務用で80m, 200mなどのロングタイプの商品が多くあるためです。いずれにせよ相場は１ロール50円を目安に、それ以上なら高級、それ以下なら安価と考えればよいでしょう。一度あなたがいつも買っているトイレットペーパーの価格を比べてみてみください。

次に、業務用商品の存在について。トイレットペーパーはオフィスや商業施設など人が出入りする場所にはどこでも備え付けられているので、業務用の商品が多数存在します。店頭では見かけることがない大容量トイレットペーパーですが、ネットだといろんな種類のものから自分に合った商品を選ぶことが可能です。業務用商品は、基本は経済的なシングルロールタイプになっていて、コンパクトでエコな芯なしタイプが主流になっているようです。ただ、必ずしも市販のものより安くなっているわけではないようで、15年11月現在、とにかく安い商品だとアスクルの180mの超ロングタイプ48ロールが1ロール100円〜、実質60mに換算すると33円/60mロールで芯なしタイプを入手することができます。かさばる商品なので、ご家庭の収納さえ許せば、の話になりますが、利便性の高いコンパクト芯なしタイプを安く手に入れたい場合はおすすめの買い方になります。平均相場よりは4割引ほどで買うことができそうです。

最後に、ブランドごとの最安値について。トイレットペーパーにこだわりなんてないぜ、とにかく安いものを教えてくれという方には、15年11月現在、ラブリバーの12ロールが、なんと22円/ロールで266円と圧倒的な格安価格で、シングル・ダブル共に手に入れることが可能です（ただし通常の60mより若干短い55m）。業務用もびっくりのこの値段、いつまで続くかわからないので買っておいて損はないように思います。セブンイレブンのプライベートブランド、セブンプレミアムの再生紙を使ったシングルロールも安くて、60mタイプが12ロールでシングル・ダブルともに23円/ロールで276円、こちらも目玉が飛び出る驚きの価格です。安心の有名ブランドでいくと、スコッティのシングル12ロールが28円/ロール〜、エルフォーレがシングル・ダブルともに同じ値段、ネピアのプレミアムソフトが34円/ロール〜、クリネックスの12ロールが36円/ロール〜といったところ。おしりに敏感な方にとっては、プレミアム系だと鼻セレブの兄弟シリーズ「おしりセレブ」が35mで1ロール91円、エリエール究極の3枚重ね（トリプル!）が71円/ロールといった価格帯です。あなたがいつも使っている商品の最新情報は、それぞれの商品詳細ページにてご確認ください。

トイレットペーパー通販で賢い買い方

トイレットペーパーは、毎日あなたのお尻をきれいにしてくれる、生活必需品と呼ぶのにまさにふさわしいアイテム。毎月のように買うもので、常にストックを置いておきたい商品でありながら、かさばり荷物になるので、通販では大人気の商品です。通販でできるだけお得にまとめ買いをしておきたい、という方も多いように見受けられます。

なにせ毎日使うものなので、１回１回は大したことはなくても、１年間通じてみると影響は大きくなるので、慎重に選ぶに越したことはありません。また、最近では地震など災害も多く、多少場所はとってもしばらく使う分は備蓄しておきたい、という方も増えているのではないでしょうか。

今回はそんなトイレットペーパーについて見ていきます。トイレットペーパーの選び方・買い方の参考にしていただけると幸いです。

1. シングル（１枚巻） vs ダブル（2枚巻）

まず、トイレットペーパーには、大きく分けて、1枚の長い紙がロールに巻きつけられているシングルロールと、最初から2枚重ねにしてあるダブルロールの２タイプがあります。ある調査によると、使用率はほぼ両者拮抗しているものの、わずかながらにダブルの使用率が高いようです（53% vs シングル46%）

やっぱりしっかりした２枚重ねが良い、という方もいれば、コスト重視だから1枚のタイプで構わない、という方もいますし、普段特に意識せず、その時の気分で買う、という方もいらっしゃることでしょう。そこで、両者につき、今一度比較を行ってみました。

<シングル>

• 長さ：一般的に60mの物が多い
• コスト：1ロール30円前後〜（ほぼダブルと同じか、少し安い）
• メリット：1ロールが長いため、長持ちしやすい。そのため節約につながる。若干ながらダブルよりは値段が安い。再生紙を使うことが少ないので、ウォシュレット後に使っても使用感が良い。
• デメリット：ダブルに比べるとたくさん巻き取る必要がある。使用感や触り心地に安心感が持ちづらい。

<ダブル>

• 長さ：30mの物が多い
• コスト：1ロール30円前後〜（ほぼシングルと同じか少し割高）
• メリット：メリットとして大きいのは、巻き取る手間が少なくてすむという点です。また、印象としてどうしても触り心地や柔らかさに安心感が高い。
• デメリット：大きなデメリットとして、無意識に過剰に使いすぎてしまう傾向があります。全国家庭用薄紙工業組合連合会の調査では、ダブルを使う場合には、約1.5倍の量を使っているそうです。また、ダブルの場合、再生紙が使われていることが多く、ウォシュレットに使うと、紙が弱いのでお尻に張り付くことが多いです。

比較されてみていかがでしょうか？おそらく毎日使うものだからこそ、皆様こだわりがあることと思います。しかしながら、コストの観点で考えると、作る工程が少し複雑になるため単価が若干高く、また、使いすぎてしまう傾向のあるダブルの方が、長期的に見ると割高であることを念頭においていただければと思います。

2. 自分に合ったものを上手に見つけるために

何気なく選びがちなトイレットペーパーですが、実は様々なバリエーションがあります。何でも構わないから安いものが良い、という人は１ロール（長さ）あたりの安さを追求しても良いですし、面倒はできるだけ避けたいという方は、究極的にはダブルのロングを買う、という選択肢がありますね。

現在販売されているものに施されている工夫を以下の通りまとめてみましたので、ご参考にしてみてください。

<ロングタイプ>

• シングルもダブルも現在では長さが1.5倍から2倍のロングタイプが売られています。例えばシングルでは、長さが90mや100mといった商品等も一般消費者向けに売られています。一見、高く見えて購入を見送りがちですが、実は長いタイプの方がお得に買えることが多いです。また、何よりも、保管の場所をとらず、長持ちするというメリットもあります。ですので、通販やスーパー等で商品を見たときに、1ロールあたり高くないか？と思ったら、むしろ内容をよく見るようにしてください。
• さらに、通販では業務用商品も豊富に販売されています。業務用だからといって、割安になるということはあまりないようですが、150m、180mといった長さのものがありますので、保管場所の幅が十分あるようでしたら、よりうまく収納する事ができます。

<芯なしタイプ>

• 専用のロールホルダーが必要にはなってしまいますが、芯がないため場所をとらず、収納もコンパクトにすみます。
• また、ゴミも出ず、交換も手軽で、環境にも優しいです。

<ウォシュレット専用タイプ>

• ウォシュレットの利用が進んでいますが、先述のようにダブルだとどうしても使用感が悪いというフィードバックが多数メーカーに寄せられたようです。「ウォシュレット後に使っても破れにくく、かつトイレに流したときにきちんと水に溶ける」というのは一見両立が難しく、メーカー側も開発には苦労したようですが、現在ではウォシュレット・シャワートイレ向けに、エンボス加工を上手に活用する形で吸水力をアップした商品も複数販売されています。
• 代表商品は、日清紡の「シャワートイレのために作った吸水力が2倍のトイレットペーパー」、3倍の吸水力を謳うスコッティの「シャワートイレ用」等があります。

このように、メーカー側も日々研究開発を続けており、最近では様々な工夫が施された商品がありますので、ぜひ、なんとなく買うのではなく、自分の目的・用途に応じた商品を検討してみてください。最後に一点、これはメーカー側の方のコメントですが、意外とトイレットペーパーの裏を使っている人が多いようです。裏側の方がザラザラ感があり、汚れが取れそうなのですが、メーカー側は表側を使う前提で作っています。そのため、十分にメーカー側の意図する機能を発揮するためにも、トイレットペーパーの外側（表側）を使うようにしてください。

3. 通販で上手に買うために

トイレットペーパーの価格は、売れ筋商品でみると300円から800円程度のものが多いです。もちろん、収納場所が十分にあるのであればまとめて買って送料を無料にするのに越したことはありませんが、何かとかさばるのがトイレットペーパーです。

家族の人数にもよると思いますが、ほぼ毎月買うという方が多い商品だと思いますので、お水や洗剤、ティッシュペーパー等の生活必需品と共にまとめ買いをされることをお勧めします。毎月、月末や月初めに消耗品のストック状況を確認して、合わせてまとめ買いをする、という習慣をつけても良いかもしれませんね。