カール事務器の価格比較/最安値

カール事務器は、1029年に文房具などを製造する個人経営の三万堂製作所として創業し、1947年に戦時中に戦災で焼けた製作所を再建、1954年にカール事務器株式会社として再出発し、今日に至る古い歴史を有しています。カール事務器の特色は、穿孔機（強力パンチ）や裁断機（ディスクカッター）さらにはシュレッダーや手提げ金庫など、やや大型の事務関連の製品を重点とする点にあります。

カール事務器の製造する強力パンチは、一度に100枚から300枚もの紙に2つ穴のパンチ穴を開けることのできる文字通り強力なものです。また、裁断機は、円盤状の刃をセットして回転させながら裁断するもので、従来のタイプとは全く違う構造になっていて、安全性の高い画期的な製品として脚光を浴びました。これら穿孔機や裁断機では、業界トップクラスのシュアを獲得していて、製品の信頼性でも申し分ありません。これらの製品の部品では、消耗部品となる部分もあり、消耗部品は単体で購入することもできますので、全く心配がありません。穿孔機および裁断機以外の製品としては、鉛筆削りやブックエンドや状差しなどもあり、さらには製本機もあります。

少し変わった商品としては、2つ穴パンチの派生商品として、クラフトパンチと称する製品も製造しています。これは、星型や花型などの複雑な形状の穴を開けるパンチで、写真や名刺やカード類に変形穴を開けて、人目を引くようにするアイテムです。これをさらに複雑にしたフロータンスミュレと称する製品もあり、この製品では紙にレース状の穴を開けられるものになっています。

これらの製品の販路は国内だけでなく、アメリカなどの海外にも及び、通産大臣より輸出貢献企業として表彰されたこともあります。また、生産拠点を海外にも設置し、中国方面に工場を建て、国際的に活躍している企業です。