健康に良いこともあり、近年ブームの来ている焼酎。しかし、そんな焼酎の中にも、甲類焼酎と乙類焼酎があるのをご存知でしたか?
甲類焼酎は、乙類焼酎よりも汎用性があり、安価なのが特徴です。
しかし、その他の違いとは一体なんなのでしょう。ここでは、そんな甲類焼酎と乙類焼酎について、詳しく解説。
焼酎のプロフェッショナル・焼酎ソムリエ(焼酎アドバイザー)が太鼓判を押す甲類焼酎のツウな楽しみ方も紹介しちゃいます!
そして今回は、人気甲類焼酎10銘柄を全て購入して飲み比べ検証を敢行! 以下の5点を比較検証しました。
◆甘味 あまり甘味が強すぎるのも食事に合わないのですが、まったくないのも色気がない。ほのかな甘味を感じられるのがベスト。 ◆まろやかさ まろやかなものほど★が多くなります。★が多いほど優しい口あたり、逆にキレのあるものほど★が少なくなります。 ◆アルコール臭の少なさ 乙類に比べて材料の風味(クセ)が少ない甲類ですが、そのため独特のアルコール臭が気になるところ。◆コスパ 甲類焼酎は庶民の味方! お財布に優しく、コスパが良いものほど★を多く評価。 |
また、カロリーや、美味しい飲み方、さらには、ダイエット中の飲み方などおすすめな甲類焼酎を詳しくご紹介します。
さらに、専門家の方に何で割っても十分に力を発揮する、ハイクオリティな焼酎を紹介していただきました!
是非これを参考にして、試してみてはいかがでしょうか?
甲類焼酎の人気10銘柄を全て購入し、徹底的に比較しました
毎日の晩酌は、スコッチウイスキーか芋焼酎(ときどき黒糖焼酎)というクセ強めのお酒が好きです。
正直なところ、甲類焼酎はこれまであまり飲む機会がありませんでした。
居酒屋などでもあまり甲類焼酎と出会わなかったのですが、ここ最近は“下町の名脇役”こと「キンミヤ焼酎」をよく見かけるようになり、試しにソーダ割りで飲んでみたところ「おいしい!」と、目からウロコでした。
甲類焼酎は乙類焼酎に比べてリーズナブルなものが多く、お財布に優しいので「おいしい甲類焼酎を探したい!」の欲求がうずうず。
なので、王道のものから、口コミで人気のもの、代表的な韓国焼酎まで10銘柄を大人買いして飲み比べを敢行! はたして甲類焼酎は銘柄によってどのくらい味が違うものなのでしょうか?
(周囲の人がバリバリとパソコンに向かうオフィスのなか、ひとり焼酎を並べ、酒知識をフルに活かして飲み比べ中……)
下記の5つの評価ポイントでランキングしてみました。
【コク&旨味】……一般的に“甲類焼酎はクセがなくスッキリしている”と言われています。とはいえ、ロックやソーダ割りで飲むならコクや旨味がないと「おいしさ」は感じられません。コクや旨味を強く感じるものほど★を多く評価。
【まろやかさ】……まろやかなものほど★が多くなります。好みがわかれるところですが、★が多いほど優しい口あたり、逆にキレのあるものほど★が少なくなります。
【アルコール臭の少なさ】……乙類に比べて材料の風味(クセ)が少ない甲類ですが、そのため独特のアルコール臭が気になるところ。アルコール臭が少ないものほど★が多く高評価。
ちなみに、10商品はそれぞれ4パターンの方法(ストレート/ロック/水割り/ソーダ割り)で飲み比べました。
では、早速ランキングを発表していきます!
【10位】クセがないけど妙に甘さはある「鏡月」(サントリー)
日本での韓国焼酎シェアNo.1とのことで、期待していたのですが、クセがないので飲みやすいものの、アルコール臭は強め。そして後味に甘さが少し残ります。
それでいて、コクや旨味は感じられないので、何杯か続けて飲んでいると喉の奥が旨味を求めはじめます(物足りない)……。
味の濃い料理や韓国料理とあわせるのがちょうど良さそうです。
「鏡月」だけでなく、韓国焼酎全般に共通しているのですが、原材料の表示がなく「酸味料」としか書かれていません……。個人的にはちょっと引っかかるところです。
【コク&旨味】……★☆☆☆☆
【甘味】……★★★★☆
【まろやかさ】……★★★☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★☆☆☆
【コスパ】……★☆☆☆☆
【9位】女子好みの飲みやすさ。ただしコスパがワースト1「チャミスル」(眞露)
韓国(ソウル)で人気No.1、そしてアジア圏での人気が上昇中の韓国焼酎「チャミスル」。
日本で発売されている「チャミスル」は、日本独自のブレンディングで仕上げられたものなので、本場韓国とは少し違った味のようです。
人気の高さも、飲めば納得。ロックで飲んでもアルコール臭が少なく、口に入れたときも丸みのあるやわらかい味で、女子に好まれそう。
「鏡月」と同じく韓国焼酎ですが、こちらのほうが甘味が少なく、後味スッキリ。
個人的には、夏場に和菓子(とくに水ようかん)をつまみながらロックで飲むのもおすすめです。
ただし、コスパは今回比較した10商品のなかでワースト1。リーズナブルなウイスキーを買えちゃう値段なのでリピートはないかも……。
【コク&旨味】……★★☆☆☆
【甘味】……★★☆☆☆
【まろやかさ】……★★★☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★★★☆
【コスパ】……☆☆☆☆☆
【8位】ガツンとアルコールでクラッ!上級者向きの「純」(宝酒造)
数々の甲類焼酎を手がける宝酒造の銘柄のなかでも、ツウな甲類焼酎ファンに支持されている「純」。
軽い気持ちでぐいっと飲んだら、先制パンチが飛んできました。ツーンと鼻に抜ける強めなアルコール臭、飲むとかなりキリッと辛口!
源泉樽貯蔵熟成酒が13%使用されているためか、シャープな中にもほんのりコクを感じます。が! 初心者にはパンチが強すぎるかもしれません。
ソーダ割りで飲んでも、結構臭いもキリリ感もぐいぐい主張してきたので、ウーロン茶やジュースで割るとケンカしてしまいそうな気がします。
【コク&旨味】……★★★★☆
【甘味】……★☆☆☆☆
【まろやかさ】……★☆☆☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★☆☆☆☆
【コスパ】……★★★☆☆
【7位】スモーキーさが際立つ!まさに甲類焼酎の生きる伝説「レジェンド」(宝酒造)
甲類焼酎はよく「クセがない」「すっきり」と表現されますが、これはその真逆を行くタイプ。
ひと口飲んだとき「これホントに甲類焼酎!?」と驚きました。同時に、「甲類焼酎でここまで個性が出せるんだ……」と、甲類焼酎を数多く手がける宝酒造の底力に感服。
サトウキビ糖蜜、コーン、大麦などを原料に、樽貯蔵熟成酒を20%使用しているため、琥珀色をしています。
香りもありますが、ほかの甲類焼酎のようにアルコール臭ではありません。ウイスキーのようなスモーキーな香り。コクや甘味もしっかり感じられて、今回比較した10商品のなかでいちばん個性が際立った甲類焼酎です。
個人的にはかなり好みの味でベスト5に入れたいくらいだったのですが、このタイプはかなり好き嫌いがわかれるので泣く泣く7位に……。
【コク&旨味】……★★★★★
【甘味】……★★★★★
【まろやかさ】……★★★☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★★☆☆
【コスパ】……★★☆☆☆
【6位】スッキリスマート。後味にコクと旨味がひょっこりはん「トライアングルブラック」(サッポロ)
ひと口めはスッキリ軽めですが、奥のほうからコクや旨味がひょっこり顔を出します。パッケージと同じく、なんだかスマートで洒落た味。
甲類焼酎はロックだとなかなか飲みにくいものが多いのですが、これはアルコール臭も少なめなので、ロックで飲んでも◎。
「トライアングルブラック」のベースは、サトウキビ糖蜜由来のアルコール。そこに、コーンアルコール(焼酎甲類)、大麦アルコール(焼酎甲類)、裸麦焼酎(焼酎乙類)、大麦焼酎(焼酎乙類)の4種の蒸留酒をブレンド。
おそらく、甲類と乙類がブレンドされているので、程良いコクや旨味が感じられるのだと思います。
原材料のコーンアルコールと大麦アルコールは、風味を残すためにバーボンなどで用いられる炭でろ過。さらに蒸留法にもこだわり、ウイスキーで行われる2回蒸溜を行っている成果が味にもきちんとあらわれています。
これでコスパがもう少し良ければカンペキなのですが……。
【コク&旨味】……★★★★☆
【甘味】……★☆☆☆☆
【まろやかさ】……★★☆☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★★☆☆
【コスパ】……★★★☆☆
【5位】まろやかで優しい「匠麿」(キリン)
キリンの定番甲類焼酎ブランド「三楽焼酎」のプレミアムバージョン。
とにかくまろやかで飲みやすい! アルコール臭も強くなく、クセとも無縁。丸みのある優しい口あたりなので、ロックで全然飲めちゃいます。
ただし、ソーダで割って飲むとちょっと物足りなさを感じてしまったので、ウーロン茶やレモンなど、ほかの味が入ってくると負けてしまうかもしれません。
【コク&旨味】……★★☆☆☆
【甘味】……★★☆☆☆
【まろやかさ】……★★★★★
【アルコール臭の少なさ】……★★★☆☆
【コスパ】……★★☆☆☆
【4位】パック酒とあなどることなかれ!ロックで飲みたい「ピュアパック」(宝酒造)
出ました!“ザ・パック酒”こと「ピュアパック」。正直、これは梅酒や果実酒用のものだと思い込んでいましたが、飲んでみるとアルコール臭も強くないし、サラッサラで角のない味だし、口あたりがまろやかでクセがないし、ロックで飲むのにちょうどいい!(レモンを加えるとカンペキ)
しかも、今回比較した10商品のなかでコスパはぶっちぎりのNo.1。
ソーダで割ると物足りなさを感じるのが残念ですが、パッケージのインパクトと驚くくらいのリーズナブルさゆえに買うのを躊躇していた人は、一度飲んでみてもらいたいです。
【コク&旨味】……☆☆☆☆☆
【甘味】……★★☆☆☆
【まろやかさ】……★★★★★
【アルコール臭の少なさ】……★★★★★
【コスパ】……★★★★★
【3位】キレがあり、男らしいどっしり味「宝焼酎」(宝酒造)
宝酒造のルーツともいえる超ロングセラー銘柄だけに、“クラシック”な甲類焼酎といった印象。サラッとした女性でも飲みやすいものが増えているなかで、「宝焼酎」はどちらかというと、どっしりした男らしいキレのある味。
アルコール臭が強めなので、ロックで飲むのは厳しいですが、ソーダで割ると、ほど良い甘味が顔を出します。
また、ジュース割りやウーロン茶・緑茶を使ったお茶割り、お湯割り梅入りなど、割り材に強めの味がついていても、「宝焼酎」はどっしり受け止めてくれるので焼酎感を保ったまま味わえます。
【コク&旨味】……★★☆☆☆
【甘味】……★★★☆☆
【まろやかさ】……★☆☆☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★☆☆☆
【コスパ】……★★★★☆
【2位】「宝焼酎」よりコク&まろやかさアップ「極上宝焼酎」(宝酒造)
「宝焼酎」のワンランク上の銘柄「極上宝焼酎」。ランクが上だけあって、「宝焼酎」よりもコクと丸みがあります。
コスパも良いのですが、残念なのはアルコール臭が強めなこと。ロックで飲むのは厳しいので、ソーダ割り+レモンで香りを飛ばしつつ、キレと爽快感を楽しむのがおすすめ。
【コク&旨味】……★★★☆☆
【甘味】……★★★☆☆
【まろやかさ】……★★☆☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★☆☆☆
【コスパ】……★★★★☆
【1位】コスパと味のバランスが最強「キンミヤ焼酎」(宮崎本店)
ホッピーやレモンサワーのベース焼酎として、かなり昔からあったのに、この4〜5年で一気にメジャーになり、今や“下町のナポレオン”「いいちこ」をしのぐ勢いで人気者になった“下町の名脇役”「キンミヤ焼酎」。
本音を言うと、私がたまたま最初に飲んだ甲類焼酎が「キンミヤ焼酎」だっただけで、ほかの甲類焼酎とあんまり変わらないのでは? と思っていました。
飲み比べるまでは……。
ストレートだとアルコール臭が強めですが、ロック、水割り、ソーダ割りの順に臭いは弱くなり、割り材を使うとほぼ気になりません。
それでいて、甘味やコクは弱まらず、きちんと存在感を発揮。シンプルなソーダ割りならキレを増しながらも甘味とコクを楽しめ、レモンサワーならサッパリした酸味の奥に旨味を感じ、そしてコーラなら甘味が増して、すっきりしたラムコークのような楽しみ方も。
「キンミヤ焼酎」はとにかく、ロックや水割りよりも、炭酸水やジュースなど割り材を使って飲むのがおすすめです。
主張しすぎず(クセがありすぎず)、気配を消しすぎない(サラッとしすぎない)。この“ちょうどいい”バランスが「キンミヤ焼酎」のいいところ。さらにコスパも良いので、文句なし!
焼酎を知り尽くした焼酎ソムリエ(アドバイザー)にも人気が高いというのも頷けます。
【コク&旨味】……★★★☆☆
【甘味】……★★★★☆
【まろやかさ】……★★☆☆☆
【アルコール臭の少なさ】……★★☆☆☆
【コスパ】……★★★★☆
甲類焼酎のおすすめ商品
専門家の方に、おすすめの甲類焼酎をご紹介していただきました。
商品選びに迷った方は、ぜひ参考にしてみてください。それでは専門家のコメントとともに見ていきましょう。
専門家が選んだおすすめの甲類焼酎
キンミヤ宮崎本店 キンミヤ 焼酎 瓶 25度 600ml
甲類焼酎の味わい・飲み口を徹底比較!【検証①】
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | 宮崎本店 キンミヤ焼酎 甲類 25度 パック1800ml | 宝酒造 極上 焼酎 パック 25度 1800ml | 宝酒造 宝 焼酎 瓶 25度 600ml | 宝酒造 ピュア 焼酎 パック 20度 1800ml | メルシャン 匠磨 三楽焼酎 瓶 25度 720ml | サッポロ トライアングル ブラック 甲類 25度 瓶700ml | 宝酒造 レジェンド 焼酎 25度 720ml | 宝酒造 純 焼酎 瓶 25度 720ml | 眞露 チャミスル 焼酎 22度 700ml | サントリー 鏡月 グリーン 焼酎 25度 700ml |
度数 | 25度 | 25度 | 25度 | 20度 | 25度 | 25度 | 25度 | 25度 | 22度 | 25度 |
特徴 | 国内の甲類焼酎の中でも最高峰の品質を誇る亀宮焼酎 | 宝酒造のルーツともいえる「宝焼酎」のひワンクラス上 | 宝酒造が長年磨き続けてきた蒸溜・ブレンド技術が活きたピュアな焼酎 | キレイに磨きぬかれた純粋で仕上げたピュアな味わい | キリンの定番ブランド「三楽焼酎」の匠が五感を研ぎ澄ませて磨きあげた焼酎 | 33年の歴史を誇るサッポロの焼酎銘柄。コクのある口あたり、透明感の旨さが特徴 | 樽貯蔵熟成酒を20%使用。芳醇でまろやかな味わい | 11種類の源泉樽貯蔵熟成酒を13%使用することで、絶妙な味わいを実現 | ソウルで絶大な人気を誇る韓国の焼酎(ソジュ)。ロックがおすすめ | 13年連続で日本での韓国焼酎シェアNo.1。やさしい味わい |
2020年8月現在の情報です。
甲類焼酎コスパ最強はどれ!?【検証②】
乙類焼酎は1本数万円もするプレミアム焼酎がありますが、甲類焼酎の魅力はなんといってもコスパの良さ。
正直、そこそこおいしいものが数種類あれば、選択基準の第一優先は価格が安いことです。
……というわけで、今回飲み比べた10商品をコスパ順に並べてみました。
ピュアパック | 極上宝焼酎 | キンミヤ焼酎 | 宝焼酎 | 純 | トライアングルブラック | レジェンド | 匠磨三楽焼酎 | 鏡月 | チャミスル | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 864円 (1800ml) |
1203円 (1800ml) |
1350円 (1800ml) |
475円 (600ml) |
678円 (720ml) |
662円 (700ml) |
689円 (720ml) |
700円 (720ml) |
710円 (700ml) |
820円 (700ml) |
1mlあたり | 0.48円 | 0.668円 | 0.75円 | 0.791円 | 0.941円 | 0.945円 | 0.956円 | 0.972円 | 1.014円 | 1.171円 |
1ヶ月飲むと | 1339.2円 | 1863.72円 | 2092.5円 | 2206.89円 | 2625.39円 | 2636.55円 | 2667.24円 | 2711.88円 | 2829.06円 | 3267.09円 |
圧倒的なコスパの良さを見せたのは「ピュアパック」(宝酒造)。
1日1杯(90ml)飲んだとして、毎日晩酌しても「ピュアパック」なら1ヶ月1,339.2円。
逆に、最もコスパが悪かった「チャミスル」は1ヶ月3,267.09円。「ピュアパック」の2.5倍です!(年間にすると23,134円も違う……)
ただ、「ピュアパック」は口あたりまろやかで、全くクセがないぶん、若干物足りなさを感じるという人は、コスパ2位(飲み比べランキングでも2位)の「極上宝焼酎」や、コスパ3位(飲み比べランキング1位)の「キンミヤ焼酎」がおすすめ。
甲類焼酎メーカーのキング「宝酒造」の銘柄を飲み比べしてみた【検証③】
もちろん「松竹梅」という日本酒ブランドも有名ですが、 甲類焼酎といえば、まっさきに名前が浮かぶメーカーは「宝酒造」。
宝酒造では発売から100年以上の伝統につちかわれた「宝」ブランドを筆頭に、「純」「レジェンド」「ゴールデン」「タカラリッチ」「JAPAN」「NIPPON」「ピュアパック」「宝っこ」「大自然」など、多くの甲類焼酎を製造しています。
今回の飲み比べでは、「宝焼酎」、「極上宝焼酎」、「ピュアパック」、「純」、「レジェンド」がエントリー。
いちばんクセがなく、名前の通りピュアな印象だったのは「ピュアパック」。果実酒でもよく使われるのは、コスパの良さに加えて、材料の風味がほとんど残っておらずクセがないからでしょうか。
「宝焼酎」シリーズは、割り材とのバランスが良いのでチューハイ向き。
ガツンとした酒が飲みたい!というツウにおすすめなのは、パンチ強めな「純」。
そして芋焼酎やハイボール、ウイスキーが好きな人は、スモーキーな香りとコクがケタ違いの「レジェンド」をおすすめしたいところです。
甲類焼酎と乙類焼酎との違いとは?
焼酎は、甲類と乙類という2つの種類に分類されています。
もともとは酒税法上の区分で、両者とも同じく蒸留酒ですが、違いもあります。一体なにが違うのでしょうか?
ここでは、それぞれの特徴をご説明します。まずは、乙類から
乙類焼酎ってどんなもの?
特徴
別名本格焼酎とも呼ばれる乙類焼酎。沖縄県特産の焼酎は、泡盛と呼ばれています。
素材そのものの美味しさが味わうことができるのが特徴で、芋焼酎や麦焼酎、米焼酎などが人気。
原料
芋、麦や、米が主な原料。その他にも、栗や、そばの実など、原料の幅が広いのも特徴ですね。
蒸留方法
原料をこうじを用いて発酵させたものを、日本古来の伝統的な単式蒸留器で蒸留します。
単式蒸留器を使用することによって、原料独特の風味や香味が残り、芋や、麦など素材のおいしさを楽しむことができるのです。アルコール度数は45度以下。
人気の銘柄
芋や麦、焼酎それぞれに特徴があり、人気商品も多く販売されています。
焼酎ファンの方なら、もはや説明不要な気もしますが、乙類2種の人気銘柄をご紹介していきましょう。
芋焼酎人気No1「黒霧島」
言わずと知れた、芋焼酎の定番中の定番「黒霧島」
原料はさつまいもと米麹で、トロッとしたあまみ、キリッとした後切れが特徴です。
麦焼酎人気No1「いいちこ」
芋焼酎の人気No1が「黒霧島」なら、こちらは麦焼酎の人気No1である「いいちこ」
厳選した大麦・大麦麹と天然の清らかな水だけで醸した、麦焼酎のベストセラーです。
甲類焼酎は糖質0・プリン体0?!カロリーは?
糖質ゼロ!プリン体ゼロ!
一方、甲類は連続式蒸留機で作られた焼酎のこと。
何回も蒸留を繰り返しているので澄み切った色になり、クセがなくて飲みやすいのが特徴です。
ホワイトリカーとの違いは何?そう思われる方もいるかもしれませんが、ホワイトリカーとは色のついていない蒸留酒のこと。甲類焼酎もこれにあたるので、ホワイトリカー=甲類焼酎と考えていいでしょう。
そんな甲類焼酎ですが、蒸留することにより、なんと糖質ゼロ!プリン体ゼロ!
カロリーも、ほかのお酒に比べて低いので、ダイエット中の人や、カロリーを気にしている人にもおすすめです。
乙類vs甲類!カロリーが低いのは?
100mlあたりのカロリーで比較すると、乙類が約146kcal、甲類が約206kcalという結果に。
カロリーで比較すると、乙類よりも甲類の方が若干高くなりました。
しかし、焼酎はジュースで割って飲むことも多いので、どんな飲み方かでカロリーは大きく左右されます。
ダイエット中に割って飲むなら
甲類焼酎は飲みやすく、ロックで飲むのも人気です。
ビールなどの他のお酒に比べてアルコール度数が高いのに、カロリーは低めなので、飲み方を工夫したらより低カロリーに。
ただし割って飲む場合、甘いジュースや炭酸飲料では、糖質やカロリーが増えてしまいます。割って飲むなら、水割りや炭酸割りがおすすめです。
甲類焼酎って体に悪いの?
甲類焼酎は乙類に比べて価格が安いので、「安酒だから体に悪いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、焼酎としての原料にそれほど違いはありません。
むしろ近年の甲類焼酎の原材料高騰にもかかわらず、価格を上げていない点を考えると、甲類焼酎は良い品質のお酒を低価格で飲めるお得な商品ということになるでしょう。
甲類焼酎の人気銘柄
乙類では2商品紹介しましたが、甲類焼酎も人気銘柄を2商品ご紹介。
こちらも、芋や麦に負けてない、抜群の知名度を誇るおすすめの人気焼酎です。
甲類焼酎のスタンダード!宮崎本店「キンミヤ」
宮崎本店が販売する、最高峰の品質を誇る亀甲宮焼酎。通称「キンミヤ」
地元の清らかな天然水を使用したキンミヤは、ミネラルがほとんど入っていないため、ピュアですっきりとした味わいです。
伝統のある落ち着いた味わい!宝酒造「宝焼酎」
こちらも「キンミヤ」と並ぶ人気商品「宝焼酎」
キリッとしたハードな味わいですが、軽快で飲みやすい焼酎。チューハイなどのベースにも最適です。
まとめ
焼酎は糖質ゼロで低カロリーですが、飲む量が多くなれば、当然摂取カロリーも増えてしまいます。
ダイエット中に飲む場合には、ロックや水割りなどで飲むようにしましょう。
甲類焼酎のおいしい飲み方とは?【焼酎ソムリエがおすすめ!】
クリアでクセがなく、割り材との相性も選ばない甲類焼酎。水割りやロックだけでなく、アレンジ次第で様々な楽しみ方ができるのも魅力です。
そこで、焼酎を知り尽くす(飲み尽くす?)プロたちは、どんな飲み方をおすすめしているのかリサーチしてみました!
焼酎ソムリエの飲み方①王道の「レモンサワー」
プロならずとも、もはや説明不要のド定番、炭酸で割るチューハイ。そしてチューハイにキリッと爽やかなレモンが加わった「レモンサワー」は、焼酎党なら鉄板です。
巷の焼酎ソムリエさんが口を揃えて言うのは「レモンサワーは冷たさが重要!」ということ。甲類焼酎とソーダ(炭酸水)をきちんと冷やし、氷たっぷりのグラスに焼酎を注いでステアし、レモンを絞ってソーダ(炭酸水)をゆっくりと注げば完成です。
焼酎ソムリエの飲み方②変化球!?でもクセになる!「キューハイ」
焼酎にきゅうりを入れる「キューハイ」。かなりの変化球と思われがちですが、通称「かっぱ割」とも呼ばれるこの飲み方は、昔からツウの間では知られた味。
数々のおいしい飲み方を知る巷の焼酎ソムリエのwebサイトや、日本蒸留酒酒造組合のwebサイトでも「キューハイ」が紹介されています。
つくり方はとっても簡単。ピーラーで薄切りにしたきゅうりと氷をグラスに入れ、あとはチューハイと同じく、甲類焼酎とソーダ(炭酸)を注ぐだけ。
きゅうりの爽やかさがスーッと抜けるスッキリ味。夏におすすめの飲み方です。
焼酎ソムリエの飲み方③心も体もポカポカ「お湯割り」
甲類焼酎は冷たくして飲むだけでなく、温めて飲むのをおすすめする焼酎ソムリエさんもちらほら。
とある焼酎ソムリエさんは、お湯割りに、すりおろした生姜を入れたジンジャー割り推し。
実際試してみると、生姜の効果でぽかぽか体が温まり、ハチミツを少量入れると、よりコクが深まっておいしかったです。
焼酎ソムリエの飲み方④フルーツや梅干しで酸味をプラス
炭酸が苦手な人は、水割りに果汁を搾るのがおすすめ。
また、梅干を入れるとほのかな塩気と酸味が、焼酎を飲みやすくしてくれます。梅干を入れるなら、お湯割りのほうがベターです。
まとめ
原料の違いでも風味が変わってくるので、色々と飲み比べをしてみて、自分のお気に入り焼酎を探してみてはいかがでしょうか?
甲類焼酎は、乙類焼酎に比べ、値段も格段に安いので、気軽に美味しく飲めるのも人気の理由と言っていいでしょう。
甲類焼酎の鉄板おすすめ飲み比べ人気ランキング【おさらい】
10位: サントリー 鏡月 グリーン 焼酎 25度 700ml
ライター評価
飲みやすいけど、後味の甘さが気になる……
コメント
クセがないので飲みやすいものの、アルコール臭は強め。そして後味に甘さが少し残ります。 それでいて、コクや旨味は感じられないので、何杯か続けて飲んでいると喉の奥が旨味を求めはじめます(物足りない)。
味の濃い料理や韓国料理とあわせるのが◎。 「鏡月」だけでなく、韓国焼酎全般に共通しているのですが、原材料の表示がなく「酸味料」としか書かれていません……。個人的にはちょっと引っかかるところです。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
13年連続で日本での韓国焼酎シェアNo.1を誇る「鏡月」(2005年〜2017年輸入通関数量/焼酎、ウイスキー、ブランデーを含む蒸留酒トータルの日本での実績)。
「鏡月」が生まれたのは、韓国北東部に位置する名水の地・雪岳山(ソラクサン)のふもと。
雪岳山の地下100mから湧きだした湧水を、ミネラルウォーター規格に適合した飲料水として、化学処理することなく使用しています。
「鏡月」のやさしい味わいは、この美しい水に含まれる天然ミネラル(カルシウム、マグネシウム)が生み出しているのです。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 内容量:700ml
- 原産国:大韓民国
- 原材料:酸味料
- 輸入者および引取先:ロッテ酒類ジャパン株式会社
外部ショップでの口コミ: 3件
- 迅速な対応に感謝申し上げます。箱が、中身が直ぐにわかる表示で頂くとありがたいです。昔ながらの酒を望む方々居る事を知りました。だから、これからも、私自身成長して、行こうと思います。
- 結婚式の記念品として購入。 非常に良い出来上がりで、本人及び受取り者も大変喜ぶ事が出来ました。
- この焼酎は、飲みやすいです。濃い目に割ってもわからない感じで芋や麦より濃い目で飲んでしまいます。
9位: 眞露 チャミスル 焼酎 22度 700ml
ライター評価
女子好みの飲みやすさ。ただしコスパがネック
コメント
ロックで飲んでもアルコール臭が少なく、口に入れたときも丸みのあるやわらかい味で、女子に好まれそう。「鏡月」と同じく韓国焼酎ですが、こちらのほうが甘味が少なく、後味スッキリ。
個人的には、夏場に和菓子(とくに水ようかん)をつまみながらロックで飲むのもおすすめです。 ただし、コスパは今回比較した10商品のなかでワースト1。リーズナブルなウイスキーを買えちゃう値段なのでリピートはないかも……。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
ソウルで絶大な人気を誇る韓国の焼酎(ソジュ)「チャミスル」。
韓国から様々な国へ輸出されており、とりわけアジア圏での人気が今、上昇中の韓国焼酎ブランドです。
日本で発売されているこの「チャミスル」は、本場韓国の味わいを活かした日本独自のブレンディングで仕上げられています。
三度の竹炭ろ過によって生み出される透明感とまろやかさは、ぜひロックで味わうのがおすすめ(レモンを添えるとさらに◎)。
また、日本の「チャミスル」は旨味と香りがまろやかなので、和食の繊細な味わいにもマッチ。おいしさを引き立ててくれます。
商品詳細
- アルコール分:22%
- 内容量:700ml
- 原産国:大韓民国
- 原材料:酸味料
- 輸入者および引取先:眞露株式会社
外部ショップでの口コミ: 2件
- ありがとうございました。またの機会があれば
- i日本には無い独特の味でした。酒量販店では小瓶が大量に置いてあるが、大瓶は入手が難しく、人気があるようです。
8位: 宝酒造 純 焼酎 瓶 25度 720ml
ライター評価
ガツンとアルコールでクラッ!上級者向き
コメント
ツウな甲類焼酎ファンに支持されているのも納得。アルコール臭も強く、かなりキリッと辛口な味わい。初心者にはパンチが強すぎるかもしれません。
ソーダ割りで飲んでも、結構臭いもキリリ感もぐいぐい主張してきたので、ウーロン茶やジュースで割るとケンカしてしまいそうな気がします。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
サトウキビ糖蜜を原料としたピュアな焼酎をベースに、大麦、トウモロコシなどを原料とした11種類の源泉樽貯蔵熟成酒を13%使用することで、絶妙な味わいを実現。 後味はすっきりと、まろやかで口あたりの良い焼酎。
1970年代、世界の酒トレンドに、ウォッカやジンなど「白色革命」が到来した流れをいち早く掴み、日本の白色革命の旗手として登場。
発売から30年たった今でも多くの甲類焼酎ファンに愛されるワンランク上の焼酎です。ロック・水割り・炭酸割りなどがおすすめ。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 原材料名:サトウキビ糖蜜、大麦、トウモロコシ
- エネルギー(100mlあたり):139kcal
- たんぱく質(100mlあたり):0g
- 脂質(100mlあたり):0g
- 糖質(100mlあたり):0g
- 食物繊維(100mlあたり):0g
- ナトリウム(100mlあたり):0〜9mg
- 内容量:720ml
7位: 宝酒造 レジェンド 焼酎 25度 720ml
ライター評価
スモーキーさが際立つ!まさに甲類焼酎の生きる伝説
コメント
ひと口飲んだとき「これホントに甲類焼酎!?」と驚きました。同時に「甲類焼酎でここまで個性が出せるんだ……」と、甲類焼酎を数多く手がける宝酒造の底力に感服。香りもありますが、ほかの甲類焼酎のようにアルコール臭ではありません。ウイスキーのようなスモーキーな香り。コクや甘味もしっかり感じられて、今回比較した10商品のなかでいちばん個性が際立った甲類焼酎です。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
サトウキビ糖蜜、コーン、大麦などを原料に、樽貯蔵熟成酒を20%使用。すっきりした味わいの多い甲類焼酎のなかで、芳醇でまろやかな味わいが際立ちます。
琥珀色に輝く焼酎は、ロックかハイボールがおすすめの飲み方。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 原材料:サトウキビ糖蜜、コーン、大麦、ライ麦
- エネルギー(100mlあたり):139kcal
- たんぱく質(100mlあたり):0g
- 脂質(100mlあたり):0g
- 糖質(100mlあたり):0g
- 食物繊維(100mlあたり):0g
- ナトリウム(100mlあたり):0〜9mg
- 内容量:720ml
6位: サッポロ トライアングル ブラック 甲類 25度 瓶700ml
ライター評価
スッキリスマート。後味にコクと旨味がひょっこりはん
コメント
ひと口めはスッキリ軽めですが、奥のほうからコクや旨味がひょっこり顔を出します。パッケージと同じく、なんだかスマートで洒落た味。甲類焼酎はロックだとなかなか飲みにくいものが多いのですが、これはアルコール臭も少なめなので、ロックで飲んでも◎。これでコスパがもう少し良ければカンペキなのですが……。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
33年の歴史を誇るサッポロの焼酎銘柄。コクのある口あたり、透明感の旨さが特徴で、ロックやウーロン茶割りがおすすめ。
ベースとなるのは、サトウキビ糖蜜由来のアルコール。そこに、コーンアルコール(焼酎甲類)、大麦アルコール(焼酎甲類)、裸麦焼酎(焼酎乙類)、大麦焼酎(焼酎乙類)の4種の蒸留酒をブレンドしています。
「トライアングル」のコーンアルコールと大麦アルコールには、バーボンなどで用いられる炭により濾過し、風味を残しながら雑味をとり除き、味をまろやかにするメローイングという技術を応用。
開発時には10種類以上もの炭を検討し、最も香味が優れていた北海道産のイタヤカエデ炭が選定されました。
また、焼酎乙類は通常1回の蒸溜でシンプルにつくられますが、裸麦焼酎はコクを残しながらキレを持たせるべく、わざわざウイスキーで行われる2回蒸溜を実施。
2017年、新パッケージにリニューアルし、ますます大人の男性が満足できる”本格感とスタイル感”をあわせ持つブランドへと進化を続けています。
商品詳細
- アルコール分:25度
- 原材料:糖蜜、麦、とうもろこし
- 内容量:700ml
5位: メルシャン 匠磨 三楽焼酎 瓶 25度 720ml
ライター評価
まろやかで優しい!
コメント
とにかくまろやかで飲みやすい! アルコール臭も強くなく、クセとも無縁。丸みのある優しい口あたりなので、ロックで全然飲めちゃいます。ただし、ソーダで割って飲むとちょっと物足りなさを感じてしまったので、ウーロン茶やレモンなど、ほかの味が入ってくると負けてしまうかもしれません。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
半生記を越えるキリンの定番ブランド「三楽焼酎」の匠が五感を研ぎ澄ませて磨きあげた焼酎。
雑味のなさ、酒質のキレイさを最大限に活用し、クリアでなめらかな味わいを実現。クリアな中にも、どことなく人のぬくもりを感じることができます。
原料酒の持ち味をそのまま活かす純粋仕上げ。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 原材料:糖蜜
- 内容量:720ml
- 分類:国産焼酎甲類
外部ショップでの口コミ: 1件
- 良かったです。 また購入の際はよろしくお願いします。
4位: 宝酒造 ピュア 焼酎 パック 20度 1800ml
ライター評価
パック酒とあなどることなかれ!ロックで飲みたい
コメント
出ました!“ザ・パック酒”こと「ピュアパック」。正直、これは梅酒や果実酒用のものだと思い込んでいましたが、飲んでみるとアルコール臭もないし、サラッサラで角のない味だし、口あたりがまろやかでクセがないし(コク&旨味もないけれど)、ロックで飲むのにちょうどいい!(レモンを加えるとカンペキ)
しかも、今回比較した10商品のなかでコスパはぶっちぎりのNo.1。ソーダで割ると物足りなさを感じるのが残念ですが、パッケージのインパクトと驚くくらいのリーズナブルさゆえに買うのを躊躇していた人は、一度飲んでみてもらいたいです。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
キレイに磨きぬかれた純粋で仕上げたピュアな味わいが特徴。
スッキリとキレが良く、飲みやすいため、レモンサワー(「ピュアパック」1:ソーダ2)、お茶割り(「ピュアパック」1:お茶2)、梅干し割り(「ピュアパック」1:お湯1)、ジュース割(「ピュアパック」1:ジュース2)などがおすすめ。
商品詳細
- アルコール分:20%
- 原材料:サトウキビ糖蜜、大麦、トウモロコシ
- エネルギー(100mlあたり):111kcal
- たんぱく質(100mlあたり):0g
- 脂質(100mlあたり):0g
- 糖質(100mlあたり):0g食物繊維(100mlあたり):0g
- ナトリウム(100mlあたり):0〜9mg
- 内容量:1800ml
レビュー: 4.00点/5点
全対象ショップのレビューは計1件、その平均は4.00点(5点満点)。
ショップ | 点数 | レビュー件数 |
---|---|---|
LOHACO | 4.00点 | 1件 |
外部ショップでの口コミ: 3件
- 友達へのプレゼントです。いつも飲んでいるものが大変お安くかえました。
- 注文して 次の日には届いています。とても便利よい 次回も また お願いします。 梱包も きちんとされていて 大変助かります。 レモンジュースや 烏龍茶などを 入れていただいて います。大変美味しいで。
- とても良い いつも お願いしてます。今後もよろしく
3位: 宝酒造 宝 焼酎 瓶 25度 600ml
ライター評価
キレがあり、男らしいどっしり味
コメント
宝酒造のルーツともいえる超ロングセラー銘柄だけに、“クラシック”な甲類焼酎といった印象。サラッとした女性でも飲みやすいものが増えているなかで、「宝焼酎」はどちらかというと、どっしりした男らしいキレのある味。
アルコール臭が強めなので、ロックで飲むのは厳しいですが、ソーダで割ると、ほど良い甘味が顔を出します。
また、ジュースやウーロン茶、お湯割り梅入りなど、割り材に強めの味がついていても、「宝焼酎」はどっしり受け止めてくれるので焼酎感を保ったまま味わえます。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
大正元年(1912年)に誕生した、宝酒造のルーツともいえる焼酎。
ベースとなる焼酎には、原料にサトウキビ糖蜜を使用。「連続式蒸留機」で何度も繰り返して蒸留し、不純物を取り除いてピュアな焼酎に仕上げられています。
さらに、大麦、トウモロコシを原料にして樽貯蔵で熟成させた焼酎をブレンドすることですっきりした味わいを実現。宝酒造が長年磨き続けてきた蒸溜・ブレンド技術がふんだんに活かされています。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 原材料:サトウキビ糖蜜、大麦、トウモロコシ
- カロリー(100mlあたり):139kcal
- たんぱく質(100mlあたり):0g
- 脂質(100mlあたり):0g
- 糖質(100mlあたり):0g
- 食物繊維(100mlあたり):0g
- ナトリウム(100mlあたり):0〜9mg
- 内容量:600ml
2位: 宝酒造 極上 焼酎 パック 25度 1800ml
ライター評価
「宝焼酎」よりコク&まろやかさアップ
コメント
「宝焼酎」のワンランク上の銘柄「極上宝焼酎」。ランクが上だけあって、「宝焼酎」よりもコクと丸みがあります。
コスパも良いのですが、残念なのはアルコール臭が強めなこと。ロックで飲むのは厳しいので、ソーダ割り+レモンで香りを飛ばしつつ、キレと爽快感を楽しむのがおすすめ。
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
大正元年(1912年)に誕生し、宝酒造のルーツともいえる「宝焼酎」。そのひとクラス上が、この「極上宝焼酎」です。
樽で貯蔵した熟成酒を3%プレンド。ほのかな甘い香り、まろやかな口あたり、すっきりとした後味が特徴です。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 原材料:サトウキビ糖蜜、大麦、トウモロコシ
- エネルギー(100mlあたり):139kcal
- たんぱく質(100mlあたり):0g
- 脂質(100mlあたり):0g
- 糖質(100mlあたり):0g
- 食物繊維(100mlあたり):0g
- ナトリウム(100mlあたり):0〜9mg
- 内容量:1800ml
レビュー: 4.10点/5点
全対象ショップのレビューは計8件、その平均は4.10点(5点満点)。
ショップ | 点数 | レビュー件数 |
---|---|---|
LOHACO | 4.10点 | 8件 |
外部ショップでの口コミ: 2件
- 甲類焼酎をいろいろ飲んでみましたが、この極上宝焼酎は最高に美味しいです。これは何か他の飲料とかで割って飲むのではなく、そのままロックで飲むのが最高です。
- 烏龍茶割り、緑茶割り、ジャスミン茶割りに非常にマッチしました。嫌なアルコールくささがなくて飲みやすい味で、何で割っても美味しいと思います。リピートしたいと思います。
1位: 宮崎本店 キンミヤ焼酎 甲類 25度 パック1800ml
ライター評価
コスパと味のバランスが最強!
コメント
ストレートだとアルコール臭が強めですが、ロック、水割り、ソーダ割りの順に臭いは弱くなり、割り材を使うとほぼ気になりません。
それでいて、甘味やコクは弱まらず、きちんと存在感を発揮。
「キンミヤ焼酎」はとにかく、ロックや水割りよりも、炭酸水やジュースなど割り材を使って飲むのがおすすめです。
主張しすぎず(クセがありすぎず)、気配を消しすぎない(サラッとしすぎない)。この“ちょうどいい”バランスが「キンミヤ焼酎」のいいところ。さらにコスパも良いので、文句なしです!
評価
コク&旨味 | |
甘味 | |
まろやかさ | |
アルコール臭の少なさ | |
コスパ |
商品説明
「キンミヤ 焼酎 紙パック 25度 」は、酒造りの歴史を今に伝える株式会社宮崎本店から販売されている甲類焼酎です。
国内の甲類焼酎の中でも最高峰の品質を誇る亀宮焼酎。通称「キンミヤ」の1.8L紙パック。
甲類焼酎造りに欠かせない水は、鈴鹿山系の伏流水である超軟水を使用。味はまろやかで、口当たりの良さが特徴です。チューハイベースとしても絶品の人気銘柄。
商品詳細
- アルコール分:25%
- 原材料名:さとうきび糖蜜
- 内容量:1800ml
レビュー: 4.60点/5点
全対象ショップのレビューは計119件、その平均は4.60点(5点満点)。レビュー数が充実しており、かつ点数も高い間違いない商品。
ショップ | 点数 | レビュー件数 |
---|---|---|
LOHACO | 4.60点 | 119件 |
外部ショップでの口コミ: 10件
- 近くの酒屋、スーパーに金宮が無く、大変重宝している。届けてくれるから助かる。
- いつも丁寧に対応頂きありがとうございます。迅速な対応も評価です。
- リピーター買いしました。評判どおりホッピーにあいます。
- 後味のうまさは絶品、何とでも会ういい焼酎です
- 前回ほお試しで1.8L3本でしたが、今回ほ6本にしました。やはり今般の状況下、昼のみは最高ですね。
- 会社でのイベントの時にはいつも利用しています キンミヤとホッピー キンミヤとウーロン茶 キンミヤとソーダなどの割方も凄く美味しいですよ 紙パックなので処分も楽ですし持ち運びも安心です、コロナの影響で大勢で飲食出来ませんが車内の懇親会などでまた購入させてもらいます
- いちはこれしか飲みません、もう十年間近く、これからも笑笑
- スッキリしています どんな食事の味も邪魔しない レモンサワーに最適 パッケージもとっても可愛い 専用のグラスもお安くて、購入しました 大正解
- キンミヤは、長年の愛用酒です。レモンやシークアーサーを絞り炭酸水で割って飲んでます。飲み過ぎに注意し、毎日楽しんでいます。
- ホッピー割にはこのキンミヤ25度が一番しっくりきます! 他にもトマトジュース炭酸割もかなりイケました。 焼酎のまろやかな味わいが割ることで味が引き立つ感じがします。 レモンとかの果実系ではキンミヤの良さが消されちゃうと思いました。