ホットプレートを選ぶなら何がおすすめ？選び方や人気の機器を紹介！

2023 12/21

2023.12.21

調理しながら食事が堪能できるホットプレートは、様々な場面で役立ちます。

家族・1人暮らしの人でも、気軽に利用できる万能な調理器具です。

ホットプレートには様々な種類があり、どのような性能の商品が良いのか迷いがち。

容量や付属プレートの内容など、使用用途によって選ぶべきホットプレートが異なります。

この記事では、ホットプレートの選び方やおすすめ商品について解説します。

おすすめのホットプレートを選ぶときの基準は？

ホットプレートを選ぶときの基準は、下記の通りです。

加熱方式で決める
使用予定人数によって決める
自分好みの形状で決める
付属プレートの種類で決める

ホットプレートの商品によって加熱方式が違います。

ヒーター式・IH式・カセットガス式の3つがあるので、使用方法に合わせて適切な加熱方式を選びましょう。

商品によって容量は1人用～大人数用まで、様々な大きさがあります。

何人で使用する予定なのかイメージすれば、自然と必要な容量が分かるはずです。

形状も様々で、スクエア型・ラウンド型があります。

形状によって作りやすい料理が違うので、どのような調理をしたいのか想像した上で購入を検討してください。

ホットプレートには付属プレートが用意されています。

付属プレートの組み合わせで、料理のレパートリーが変わります。

自分が調理したい料理に合わせて商品を選んでください。

3種類の加熱方式から選ぶ

加熱方式は商品によって異なります。

加熱方式の種類は下記の通りです。

ヒーター式
IH式
カセットガス式

加熱方式によって使い方が異なるので、自分好みのホットプレートを選びましょう。

ヒーター式は最も種類が多く、デザインも豊富。

IH式は細かく温度設定できる商品が多いので、柔軟に料理ができます。

カセットガス式は電源コードが必要ないので、外出先でも気軽に利用できるのが特徴です。

	特徴	加熱できる温度	プレートが温まる速度
ヒーター式	種類が多くデザインも豊富	約150～250℃	普通
IH式	細かく温度設定可能様々な料理に利用できる	約90～250℃	早い
カセットガス式	電源コードが必要ない外出先でも気軽に利用可能	弱～強（細かい温度設定不可）	早い

ヒーター式なら多くのモデルが用意されている

ヒーター式のホットプレートは、最もモデルの種類が豊富です。

電源コードを差し込み、電熱線を用いて加熱します。

本体価格が安いモデルも多く、1人暮らしでも気軽に購入しやすいです。

設定した温度に素早く到達できるので、使い勝手抜群。

ヒーターとの距離が遠い場所は温度が低く、焼き加減が甘くなりやすい難点もあります。

IH式なら好みの温度に合わせられる

IHヒーターを用いて、プレートを温める加熱方式です。

細かく温度を設定できるため、柔軟な調理が実現できます。

プレートを外せば、IHコンロとして利用できる商品も多いです。

炒めるだけでなく、スープや液体の調理に利用できるホットプレートが多数販売されています。

本体価格は高めですが、様々な料理に活用可能です。

カセットガス式なら外でも使える

カセットガス式のホットプレートなら、外出先でも手軽に利用できます。

電源を必要とせず、カセットガスを使えばどこでも調理できます。

アウトドアで調理したいときに活用できるので、気軽に持ち運びできます。

カセットガスが無くなれば、加熱できなくなるので前もってカセットガスのストックを購入しておきましょう。

料理に使用するなら、常にカセットガスを補充しておく必要があります。

カセットガス式は、細かい温度調節はできないホットプレートが多いです。

ホットプレートの使用予定人数から選ぶ

ホットプレートの容量は、使用する人数をもとに決めましょう。

ホットプレートは1人用～大人数用まで、様々な容量の商品が販売されています。

使用予定人数から、適切なホットプレートの容量を選択してください。

ホットプレートを大人数で使用するなら、横幅40cm以上の商品が向いています。

2～3人用のホットプレートは、横幅が20～30cm程度。

1人用でホットプレートを使うなら、横幅が20cm程度の商品がおすすめです。

使用する予定のテーブルの容量も確認しましょう。

設置する机が小さいと、ホットプレートを安定して置けない可能性があります。

ホットプレートが設置できても、皿やコップが乗せられないと食べにくいデメリットも。

ホットプレートで食器が置けない事態を避けられるよう、机との相性も重要です。
ホットプレートの形状から選ぶ

ホットプレートの形状はスクエア型・ラウンド型があります。

それぞれ特徴が異なるため、自分に合った形状を選ぶのが重要です。

形状によって使い勝手や焼き具合などが変わります。

料理の種類も変わってくるので、形状はよく考えて購入してください。

スクエア型は種類が多く面積も大きい

スクエア型は商品のなかでも種類が多く、様々な性能の商品が販売されています。

横幅が広いので、大人数で利用したい人におすすめの形状です。

まとめて料理をしたいときに使いやすく、お好み焼きやチーズタッカルビが作りやすい形状をしています。

プレートの場所によっては熱が行き届きにくく、焼きムラが生じやすいです。

長方形タイプの形状が多いため、正方形のテーブルの上に置くと食器を置く場所が狭くなります。

少人数で使うときに便利なラウンド型

少ない人数で使いやすい形状のホットプレートがラウンド型です。

少人数で使いやすい形状をしており、1人暮らし向けの商品が多いです。

全体的に熱が通りやすく、焼きムラが生じにくい形状をしています。

丸いテーブルにも置きやすい形のホットプレートです。

ホットケーキを作るときにも適していますが、作れる料理は限られているケースが多いです。

付属プレートの形状や種類で選ぶ

ホットプレートには、付属プレート付きの商品があります。

	特徴	調理できるもの
平面プレート	プレートが平面になっているシンプルな構造設計	お好み焼きチャーハンなど
波型プレート	食材の余計な油を落とせる	焼肉などの肉料理
たこ焼きプレート	均等に空いた穴がある	たこ焼きアヒージョなど
深型プレート	食材がこぼれにくい深さ	煮込み料理お鍋

自分が調理したいものに合わせて、付属プレートが付いている商品を選ぶのが重要です。

付属プレートは大半のホットプレートに付けられているので、商品内容をよく確認してから購入してください。

汎用性が高い平面プレート

多くのホットプレートに付けられているのが、「平面プレート」です。

食材を焼く面が平面になっているシンプルな構造設計となっています。

汎用性が高いので、様々な調理に向いています。

焼くだけでなく炒めるときにも重宝されるので、使い勝手抜群です。

例えばお好み焼きや餃子を並べて焼くときに活用できます。

ご飯物ではチャーハンやビビンバも作れるので、ぜひ試してださい。

余計な油が落とせる波型プレート

焼肉をするときに、余計な油が残らないよう調理できるのが「波型プレート」です。

焼き面の部分に凹凸がある特殊なプレートで、溝の部分から油が流れる仕組み。

綺麗な焼き目に仕上がるので、見た目にも美味しそうに調理できるのが特徴です。

波型プレートの中には、油が落とせる穴あきのプレートもあります。

油が穴に流れていくよう設計されており、プレートの下にある受け皿に油が溜まっていきます。

穴あきプレートならプレート上に油が溜まらないので、他の食材を焼いたときに油がはねる心配もありません。

小さな穴が並んでいるたこ焼きプレート

専用の丸い穴が用意されているのが「たこ焼きプレート」です。

たこ焼きを作るための穴が均等に並んでいる付属プレート。

穴の大きさは商品によって異なるので、前もってサイズ感を把握してから購入してください。

たこ焼き以外にも、穴にオリーブオイルを流し込んで食材を入れれば、アヒージョが作れます。

工夫次第で、様々な調理に活用できるのでおすすめです。

食材がこぼれにくい深型プレート

調理するときに、食材をこぼしにくいのが「深型プレート」です。

焼き面とプレートの縁まで深さがあるプレートで、調理するときに食材が外に出にくい設計。

適度な深さがあるプレートなら、煮込み料理にも活用できます。

野菜やお肉を入れてスープを足していけば、ちょっとした鍋料理も可能です。

深型プレートなら食材が外に流れにくいので、テーブルの上を汚さずに調理可能です。

料理のバリエーションが広がるプレートとしても有効活用できます。

おすすめのホットプレートメーカーは？

ホットプレートは数多くのメーカーが商品を販売しています。

メーカーによってデザインや性能が異なるため、購入する前に特徴を把握しておきましょう。

ホットプレート以外の家電製品を販売しているメーカーもあり、独自の技術を応用しています。

多機能なホットプレートを購入するなら、人気が高いメーカーの商品を購入しましょう。

今回紹介するホットプレートのメーカーは、下記の通りです。

家電製品を数多く輩出しているZOJIRUSHI
独自のデザインが特徴的なブルーノ
性能が高い商品を取り扱っているパナソニック

ZOJIRUSHIは、ホットプレート以外の調理器具を多数取り扱っているメーカー。

独自の技術を応用してホットプレートに反映しているので、高機能の商品が多いです。

インテリア雑貨も取り扱っているブルーノは、独自のデザインが特徴的なホットプレートを販売しています。

レトロでおしゃれな商品が多いので、見た目にもこだわりたい人におすすめ。

日本でも有数の大手電機メーカーのパナソニック。

高い技術力から、性能が良いホットプレートを数多く開発しています。

ホットプレートを購入するなら、メーカー独自の特徴を理解した上で商品を選びましょう。

具体的に、メーカーが取り扱っているホットプレートの特徴を紹介します。

調理器具を多数取り扱っているZOJIRUSHI

魔法瓶の技術から様々な調理器具を販売しているのが「ZOJIRUSHI」です。

ホットプレートにも魔法瓶の保温技術が活用されており、性能の高さから人気のメーカー。

販売しているホットプレートのバリエーションが豊かで、デザインから性能、付属プレートまで様々な商品を提供しています。

例えば、プレートが3枚も付属されている「ホットプレートやきやき　3枚プレート」は、調理の幅を広げられるため普段使いにおすすめです。

耐久性やお手入れのしやすさにも定評があるので、ホットプレートを利用する機会が多い人は要チェックです。

おしゃれなホットプレートが多いブルーノ

調理器具以外にも、インテリア雑貨の取り扱いを行っているのが「ブルーノ」です。

デザイン性の高いホットプレートを販売しているので、見た目にもこだわりたい人におすすめ。

レトロでおしゃれな印象の商品を数多く提供しているため、女性からの支持も高いメーカーです。

今までの調理器具にはない赤色や、明るい色のホットプレートも多く取り揃えられています。

明るい色だけでなく、くすみカラーのホットプレートも用意されているので、自分好みの商品が見つけられるはずです。

カラーバリエーションが他のメーカーよりも豊富なので、商品を選ぶ楽しさがあります。

ブルーノのホットプレートは、付属プレートの種類も豊富。

平面プレートやたこ焼きプレートなど用途に合ったホットプレートが購入可能です。

技術力が高く性能も良いパナソニック

日本でも有数の大手電機メーカーの「パナソニック」からは、高性能なホットプレートが販売されています。

焼きすぎを防止する保温ネット「ウォームキーパー」やフッ素コーティングの耐久性が高い「ダイヤモンドハードコート」など、独自の技術が活用された商品も多いです。

パナソニックは、大型でまとめて調理したい人向けのホットプレートを数多く販売。

家族向けの商品が多いので、大人数での利用に向いています。

付属プレートの種類が豊富なだけでなく、機能性も多岐にわたります。

調理中に煮立ったら自動で火力を落とすといった、吹きこぼれ防止機能もパナソニックならでは。

他にも、調理した後にお手入れがしやすいフッ素コート加工の商品も用意されています。

家族向けのおすすめホットプレート3選！

大人数で使えるホットプレートを探しているなら、できるだけ容量は大きく、機能性の高い商品がおすすめです。

食事を終えた後に洗う手間を省くため、お手入れしやすい設計のホットプレートもおすすめ。

今回紹介したい家族向けのおすすめホットプレートは、下記の3つです。

食材がこびりつきにくいパナソニックNF-W300
深さ4cmもある ZOJIRUSHI EA-FA10
華やかなデザインが魅力ブルーノ BOE026

耐久性が高いパナソニック NF-W300

プレートの素材には「ダイヤモンドハードコート」が採用されている、耐久性の高いホットプレート。

家族で頻繁に使っても長く利用できるので、普段使いにおすすめです。

食材がプレートにこびりつきにくい設計になっているため、使った後のお手入れもしやすいのが魅力。

付属プレートは3種類あり、調理方法によって使い分けられます。

平面プレート・たこ焼きプレート・穴あき焼肉プレートの3つがセットで付いているので、柔軟に調理が可能です。

平面プレートではお好み焼きやクレープ、穴あき焼肉プレートでは肉の油を落としながら、焼肉が楽しめます。

ウォームキーパーも付属しており、焼いた食材を焦がさないよう一時的に置いておけるのがポイント。

デザイン性もシンプルでスタイリッシュです。

サイズは幅60.9cm×奥行35.5cm×高さ15.2cmと大容量なので、家族で料理が楽しめます。

消費電力	1,350W
サイズ	約60.9cm×35.5cm×15.2cm
質量	収納時：約8.8cm 平面プレート使用時：約4.7kg

大容量で便利ZOJIRUSHI EA-FA10

深さが4cmもある深型プレートが付属されているホットプレート。

熱効率が良くなるよう開発されているため、スクエア型ながらも熱ムラがほとんどありません。

火力も高いので、肉や野菜も短時間で綺麗に焼き上がります。

プレートはすべてガードから取り外せます。

食後のお手入れも簡単にできるので、清潔な状態を保てるのが大きなメリットです。

家族3～4人向けの大きさで、一気に調理したいときに便利。

プレートはセラミック加工が採用されているので汚れが付着しにくく、楽に掃除したい人に向いています。

消費電力	1,200W
サイズ	約44.5cm×30.5cm×14cm
質量	本体重量：4.8kg

おしゃれで可愛いブルーノ BOE026

豊富なカラーバリエーションで、おしゃれが楽しめるホットプレート。

見た目にもこだわって商品を選びたい人におすすめ。

付属プレートは平面プレートと、たこ焼きプレートの2種類が用意されています。

温度調節は保温～250℃まで調節でき、焼き加減を意識した調理が可能。

好みの焼き方で料理が楽しめます。

蓋が付属されているので、食材を蒸して火をしっかり通すことが可能です。

プレートは取り外しができるので、食後のお手入れも簡単。

フッ素樹脂コートなので、食材がこびりつきにくい設計です。

消費電力	1,200W
サイズ	約48.0cm×28.0cm×15.5cm
質量	本体重量：3.2kg

1人暮らし向けのおすすめホットプレート3選！

1人暮らし向けのホットプレートは、コンパクトなサイズが魅力です。

食後のお手入れがしやすい設計の商品も、単身者に人気があります。

できるだけコストが安いホットプレートを選びたい人も多いはずです。

今回紹介したい1人暮らし向けのおすすめホットプレートは、下記の通りです。

コンパクトで使いやすい山善 YHC-W600
ボタン一つで簡単調理オーム電機 COK-YH75B
デザインが可愛いアイリスオーヤマ PHP-C24W

それぞれどのようなホットプレートなのか、特徴を解説します。

卓上でも使える山善 YHC-W600

山善のYHC-W600は、幅24.5cmのコンパクトサイズのホットプレート。

卓上でも使いやすい、小さめの商品なので使い勝手抜群です。

付属プレートは2種類用意されており、波型プレートと鍋プレートが使い分けられます。

焼肉や野菜の炒め物以外に、鍋料理を作りたいときにも重宝されます。

蓋が付いているため、スープを作りたいときにも便利です。

温度の調整はダイヤルで行えます。

調整できる温度は80～210℃までなので、料理に合わせて適宜調節できるのが特徴です。

プレートにはフッ素コート加工が施されています。

食後のお手入れも簡単なので、1人暮らしにもおすすめです。

消費電力	600W
サイズ	約24.5cm×23.0cm×7.0cm
質量	本体重量：1.2kg

コンパクトで使い勝手が良いオーム電機 COK-YH75B

1人用のテーブルにも置きやすいコンパクトサイズのホットプレート。

温度調節機能は搭載されておらず、細かい設定はできません。

ボタン1つで簡単に調理できるので、料理が苦手な人でも簡単に扱えます。

プレートにはフッ素樹脂加工が施されているので、汚れが付きにくい商品です。

プレート自体は取り外しできます。

食後のお手入れも簡単にできるので、時短に繋がります。

消費電力	750W
サイズ	約23.7cm×8.5cm×26.0cm
質量	本体重量：1.04kg

コスパ抜群アイリスオーヤマ PHP-C24W

デザインが可愛らしく、おしゃれなホットプレート。

清潔感がある白色のプレートで、華やかな印象を食卓に与えてくれます。

本来カラーは3色用意されており、ピンク・ブルー・グレーから選択可能です。

付属プレートは2種類あり、平面プレートとたこ焼きプレートが使い分けられます。

プレートはセラミック加工で、食材がこびりつきにくいです。

プレートは取り外し可能なので、簡単にお手入れできるのも魅力。

遠赤外線効果のあるセラミックコートが施されているので、短い時間で食材に火が通せます。

消費電力	800W
サイズ	約36.0cm×24.5cm×7.8cm
質量	本体重量：1.04kg